今回は暗い話をいくつか取り上げてみた。
・無差別殺人事件
マツダの工場内で車を暴走させた事件だ。1人が死亡して十数人がけがをした。
被告は今年2週間程度だけ期間工として働いていた人物だ。
原因は分からないが恨みがあったと言っている。会社はトラブルを否定している。
この人物は数年前に自己破産している。これが大きな原因の1つだろう。
普通恨みがあれば誰か特定の人物を攻撃すると思うのだが無差別殺人というのは分からない。
個人的性格の問題があると思われる。性格の歪みと金銭的困窮が原因だろう。
・相撲の賭博問題
暴行死問題や薬物問題と色々あった相撲協会だが今度は野球とばくだ。
今度は関係している人数が多く、場所中止の可能性まで言われていた。
場所中止もかなり大きい問題だが相撲協会が一番嫌がっているのは「公益法人」の取り消しだろう。
税金等で優遇されているのだ。野球とばくをしている公益法人なんて聞いた事が無い。
次回問題が起こったらそこまで行くだろう。
また、相撲のチケットだが相変わらず高い。ます席で4~5万円する。
こんな状況でこの高さなのだから売れるとは思えない。これも改革が必要だと思われる。
何もしないとこのままズルズルと沈んで行きそうだ。
・キャッシングの総量規制
6月18日に完全実施された。これからは年収の1/3以上は借りられない。
年収の1/3だけでもかなりの額だからこれでも返すのは大変だろう。これまでは異常だった。
これで借りている人が助かるかというと金利が少し下がるから少しは楽にはなるだろう。
消費者金融はちゃんと認可されている会社だからこれの目的は「認可されている」金融で問題を起こさないようにするのが目的だろう。
無認可の金融機関や借りている人を救済するのが目的では無いと思われる。
年収の1/3の借金なら免責とかは認められず返せと言われるかもしれない。
・参議院選挙
民主党が消費税10%と言い出した。こんなに不景気なのにねえ。
不景気なのにCO2を25%削減とかルーピーの脱税問題があったので今回は民主党には入れない。
こうなると候補になるのは自民党、公明党、みんなの党あたりか。
他の小政党はいつなくなるか分からないので候補にはならない。
自民党とみんなの党には雇用の不安定化(流動化)が書いてあるのでこれもなあ。
公明党は色々ありそうだし、CO2削減についてもある程度書いてある。
しかし、選挙区の候補者をみると意外とまともな感じだ。もう少し考えようと思っている。
・TOEIC
パナソニックが外国人の雇用を積極的に行うようだ。これから世界市場に積極的に出て行くのが目的だ。
某有名投資ブログでも話題になったがこれからは英語力が重要になると思われる。
英語が出来なきゃ雇用してもらえないかクビになる可能性があるわけだ。
TOEIC500点以下なんて使えるかなんて事もありうる。
雇用の不安定化とかを実行しようとすると何らかの客観的な指標が必要だ。
TOEICがその指標として使われる可能性はある。
こういう話になると努力が必要という事になるのだがある程度能力とか才能も必要になってくる。
特に点数が上がってくるとね。自分の点数を見て冷静に考えてみよう。努力しても無駄だったという事もある。
私はDSのソフトを買ったが本格的にやろうとすると金がかかりそうだ。
・現代のヒトラー竹原市長
知っている人も多いと思うが阿久根市の市長で強烈な人物だ。
最近、職員のボーナスを条例改正の専決処分で半額にした。
ボーナスとかは普通は議会の承認が必要のようだが無視。独裁だ。
やり方はおおよそまともとは言えないがやっている事は正しい。
阿久根市のHPで財政状況を見られるが歳入と市債残高が同額で110億円程度だ。
歳入40兆円程度で国債600兆円以上の国よりははるかにましで破綻なんてありえないと思われるが赤字は許されない。国は問題外だ。
公共なのでもうける事だけを考えられないかもしれないがこの赤字額は駄目だ。
ボーナスが少なくても仕方が無い。自分で選んだ職業だ。
市長が本気になればここまでできるという事だ。こういう人物は増えそうな気がするね。
・地獄の沙汰も金次第
それで今週の結論がこれだ。今回の話題はほとんどが金と関係している。
私が引用した意味は金を持ってれば偉いとか金があれば何でも出来るという意味じゃない。
金で解決できる事は多いし、必要になる事も多いという程度の意味だ。やっぱり持ってないと不利だ。
使い方が問題だ。
何千万円も持つ必要は無いと思うけどいくらか持っておいてここぞという所では使いたい。
貯金がほとんど無いという人はこれからさらに大変になりそうなので何か考えた方が良い。
そういう人は競争をなるべく避けて平等に生活できるように主張するのも自由だと思う。
自分の不利になりそうな競争を無理にする必要は無い。