
・期日前投票(参議院選挙)

今日、期日前投票を行ってきた。
当日急用が出来たり天気が悪かったりして投票が出来ないのは嫌なので最近は良くこれを使っている。
手続きは簡単で投票用紙の裏の質問に記載するだけだ。今日の夜8時まで可能だ。
投票基準だが
・消費税10% この不景気に税率を上げると言うとはどうかしている。
・政治と金 ママから巨額のお小遣いをもらって脱税していた奴がいる党には入れない。
・公務員改革 非常に重要だ。やる気の無い政党には入れたくない。
・温暖化問題 90年比25%削減なんてバカな事を言っていた党には投票しない。
・景気&財政再建 まずは景気回復優先だろう。財政はまだ大丈夫だ。
・雇用問題 流動化とかきつい政策にはどちらかというと反対。
・外国人参政権問題 これもどちらかと言うと反対なので多少気になる。
・死刑問題 任期中に一度も執行しないバカな大臣がいる政党には入れない。(神奈川県の候補)
といった感じだ。
ある程度の規模の政党でこれを全て満たす党は無いが多少妥協して投票した。
少しでもましな所を探すのがポイントかも。皆さんも投票して下さいね。
・あなたの投票先を診断できます

日経ビジネスオンラインで質問に答えたらどういう国会議員の考え方に近いか分かるというのをやっている。
投票先を迷っている人はやってみてはどうだろうか? 多少参考になるかも。
私の結果は「大きな政府派」のC党だった。まあ、そんな所かな。
日経ビジネスオンライン
・購買力平価と投資

昨日、QAサイトを見ていたら相変わらず「外国債券と国内債券の収益期待値は同じ」と堂々と答えている奴がいた。
金利差があってもその分為替が変動して差を打ち消してしまうという考え方だ。
これを「購買力平価」と呼ぶのだが実際にそうなるかというとなっていない。確かにその傾向がみられる場合もあるという程度だ。
3%金利差があれば3%為替が動くとは限らないという事だ。
以前計算した事があるので興味のある人は参考にして欲しい。どれを信用するかは自由だ。
で、問題なのはこれを信用した場合、どういう資産に投資するべきかになる。
1つは国内債券がある。これはかつては「安全資産」と言われていたが徐々に変化しつつある。
主なものは国債になる。社債とかもあるけどね。安全性なら国債だろう。
国債はなんせ発行残高が600~700兆円なのでそこが気になる所だ。テレビで大騒ぎしているしね。
当然だけど今の所金利はバカみたいに安いので儲からない。
金利が安くて儲からない上に危険性もあるとなったらまるで割りに合わない資産だ。
危険性に関して良く考えてみて欲しい。
一方で債券に投資しないという選択もある。株式に投資するという選択だ。
ここで問題なのは2008年の金融危機の時に日本株は-40~50%、外国株は-50~60%下落しているという事だ。
日本株は2008年を除いても駄目なので問題外だが外国株はどうかだ。
じゃあ、2008年は異常な年なのかという事だ。
普通の人なら異常と答えるだろうけど購買力平価を信用するならそうはいかない。
むしろ2008年の大幅下落で円安が是正されたと答える人物が多いのだ。
そうじゃないと下落前の円ドル110~120円が正常値になってしまい、購買力平価は全く成り立たなくなるからだ。
要するに購買力平価を信用するなら2008年は全く正常な年なのだ。
為替の変動状態によっては10年後位にはまた-50%位の下落が来る可能性が大きいという事だ。
為替は正常だけど株価は異常というのは無理だろう。そんなに都合の良い理屈は無い。
直前に認識して売り抜けるという手もあるけど可能だろうか。
それが出来るなら買ってもいいけどできないなら買わない方が良い。
残念ながら、購買力平価を信用するなら
「基本的に投資はするな」
というのが私の結論だ。なかなか投資は難しいって事だ。(下記は私も考えをまとめたエントリだ)
信用しないなら外国債券か外国株だろう。外国株は投資比率に注意だ。
高金利通貨と為替レート
会計&ゆうちょ銀行&国債
単利と複利
投資に関する考え
