ぷれでたの日記

ゲーム記事が中心です。投資もやってます。コメントはツイッターまで。無断転載禁止。

投資に関する考え

2010-05-15 14:08:51 | 投資

 今日はやや体調不良気味なので家でのんびりしてます。(休日なのについてない)
 投資についても考えをまとめてみました。
 理由は最近資産を移動させてETFを買ったり、ラジオでいい加減な発言をしている奴の話を聞いたからです。
 まあ、重要な事を自分が忘れてしまわないためです。(自己満足の世界です)

・何に投資するか
 投資対象としては主な物として国内/海外の株/債券がある。
 他にもREIT、商品とか債券でもハイイールドとかもあるけどね。
 それぞれの2000~2009年の10年間の成績を掛け算して複利運用した時の結果を書く。とても単純だ。
 データはグロソブのサイトから取った。グロソブを推奨しているわけじゃないよ。
 グロソブのあゆみ(年別リターン)
 ついでに2008年の成績を除いた9年間の結果も書いた。(カッコ内)2008年のような異常な事が何度も起こるとは思えないからね。
 データには配当とかは入っていないようだ。

 ・国内株式 -47%(-9%)
  ダントツの最下位だ。10年間でほぼ半値。2008年を除いてもマイナスになってしまう。
  多くの人が最初に買うのは日本株だろう。
  私も去年まで持っていたがルーピーハトヤマ総理の無謀なCO2削減発言を聞いて全て売却した。
  ここまでひどいと日本株を買う奴は単なる「バカ」という事になる。
  最近、再び買いたい気もあるのだがこれを見ると止めた方が良さそうだ。
  また、為替の影響をかなり受けるので外国株を持つならこれを持つ意味は無いと思う。

 ・国内債券 +19%(+14%)
  抜群の安定感だ。しかし10年間でこの成績だから儲からない。マイナスになるよりはましだけど。
  しかし、この中には当然日本国債が多く入っているので今後の問題は日本の財政問題だ。
  バカな評論家が「破綻するぞおー」と叫んでいるがこれはそのまま受け取らないほうがいい。
  これについては某有名ブロガーNightWalker氏が適切にまとめてくれているのでそれを読むのを勧める。
  完全に安心は出来ないけど持つのはいいと思っている。私は個人向け国債の変動10年を持っている。
  また、貯金との配分をどう考えるかは少し考えた方がいい。

 ・外国株式 -23%(+70%)
  最近、多くの投資家が買っているのがこれだ。
  日本の成長が止まっても世界は成長するという考えだ。それは理にかなっている。
  問題はマイナスになった場合の率が非常に大きい事。2008年は-54.8%だ。半値以下。
  これは1年間のトータルだから途中は一時的に-60%は行っていた。為替と値下がりの影響をダブルで受けてしまう。
  これだけ行くと資産が1/3位になる感覚だ。それに耐えられるかが問題だと思う。
  また、時々2~3倍になるとか成長をやたらと強調するやつもいるけどこの程度だ。現実は甘くない。
  新興国に投資した場合その可能性もあるけど下がった場合悲惨だ。おそらくこれ以上に下がるよね。ハイリスクハイリターンだ。
  私は今は少しだけ持っている。持つのは悪くないと思う。

 ・外国債券 +97%(+137%)
  今回のダントツのトップがこれだ。私が今メインで持っているのはこの資産だ。
  トホホな話だが金融危機で駄目なファンドを処分していったら残ったのはこれ関連のファンドだった。他は全滅だ。
  これは為替とか金利の影響を受けるのだがそれを含めてもこの結果だから文句は無いだろう。
  為替や金利はその国の産業、資源、財政の影響を受けるので非常に複雑で予想は無理だ。
  半端な知識しか無くて自分の頭で考える能力が無い奴ほどこれを批判しているような気がする。
  持つのはいいと思う。

 ・REIT、その他
  他にも色々あるけど持つのは止めた方がいい。間抜けな私はかつて持っていた。暴落前に損きりしたけど。
  10年間のデータは無いけどグロソブと同じ会社がやっているワールド・リート・オープンのデータをあげておく。
  基準価額自体は2007年7月が17000円程度なのに2009年3月は4000円まで落ちている。
  なんと1/4だ。まともな人間は耐えられない。実際には分配金が出るのでこれよりはましだけど。
  やりたい人はチャートを確認して納得してからやってもいいけど多分ひどい目に会うよ。
  最近、はやっている通貨選択型も似たようなもんだろう。
  ワールド・リート・オープン(毎月決算型)

・評価方法について
 直近10年間を掛け算するというとても単純な方法でやった。2008年を除いたものも計算したけど。
 こういう評価をする場合、さらに長期のデータを用いるとか標準偏差を用いるとかがある。
 長期データを用いるとおそらく高度経済成長時のものも入ってくるから意味が無いと思う。
 世の中、常に変化するしこんな時代が再び来るとは思えないからだ。直近のデータで評価するべきだろう。
 標準偏差は予測に使うにはいいかもしれないが複利で連続運用する場合、一度でも-50%とかがあると
 致命的に影響を受けてしまうと思われるので単なる掛け算の方が現実的だと思う。

・インデックス投資について
 私もインデックスファンドを持っている。
 インデックス投資とは低コスト、シンプル、自動積み立ての様な投資をする事だと理解している。
 無駄な費用や複雑なファンドや労力をかけるのを避けて投資しようという事だ。
 私は基本的にはこの考え方には賛成だ。

 しかし、これだけで安心かというと資産配分によっては金融危機の時にはダメージを受けてしまう。
 資産配分の検討が必要だ。むしろこちらが重要だ。
 REITのような代替資産は止めた方が良さそうだ。日本株もね。
 最近、やっと思うのようになったのだが投資は守りに徹した方がいいのではないかという気がする。
 どうしても儲けだけに目が行っちゃうよね。総合的に考えると外国債券中心になる。
 また、これまでは守りというと日本債券だったが今後は分からない。
 難しいかもしれないけどある意味チャンスのような気もする。

・グロソブは駄目なファンドか? +65%(+88%)
 グロソブのサイトを見たのでグロソブのデータも載せておく。
 このファンドは資金流出とか色々と叩かれているが日本株を買うよりははるかにましだ。
 叩いている奴は少しは現実を見た方がいい。買うのは勧めないけどね。

まあ、これからもゆるく頑張ります。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 解雇規制緩和論&ゆうちょ投信 | トップ | 高金利通貨と為替レート »
最新の画像もっと見る

投資」カテゴリの最新記事