ぷれでたの日記

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朝まで生テレビ&その他

2010-07-25 16:13:16 | テレビ&本


・若者不幸社会
 朝まで生テレビという番組がテレビ朝日でやっている。
 月1回金曜日の深夜に社会問題について議論するというものだ。
 現実には議論というより言った者勝ちのようなプレゼン番組だ。今回、久しぶりに見たのだが面白かった。
 途中で出演者が退席するというハプニングもあったが番組としては成功したのではないだろうか。

 テーマは「若者不幸社会」だ。最近、若者は搾取されている等の話を良く聞く。
 不幸かどうかは何とも言えないが社会保障とかの負担で「不利」なのは確かだろう。
 「不幸」という言葉を使うと個人的思い込みでそうじゃないと思う事もあるけど「不利」なのは計算すると明らかだからね。
 今後は極端に「不利」にならないようにする対策を考えていかなければならないのではないかと思った。
 
 また、若者側の出演者に明らかにこの手の番組に慣れていない?人物がいた。
 極めつけは「あなたにプレゼンする必要はないでしょう!」発言だ。
 いや、プレゼンする番組なんだよとテレビに向かって突っ込んでしまったけど。番組の趣旨を理解しろよな。
 この辺は経験不足というかもう少し慣れる必要がありそうだ。
 挑発した年寄り側の人物ももう少し大人の対応をしてもいいんじゃないかとも思ったけど。


それで見た後に色々な事を思い出したり考えた。


・荒野の用心棒
 西部劇の名作だ。ラストで主人公が言った台詞が
 「あっちにはアメリカの騎兵隊がいてこっちにはメキシコの軍隊、俺はそのまん中、やめとくよ」
 朝まで生テレビを見た後の私の率直な感想だ。
 私は若者でも老人でも無いのでどちらの味方をするつもりも無い。
 年金はもらえるだろうけど額は期待できないね。自助努力は必要だ。
 しかし、政府は通貨を発行できるとかの権力を持っているから頼るのも必要だろう。
 ある種、ずるいけど現実的な考え方だ。


・男は20代に何をなすべきか
 元NHKアナウンサーだった鈴木健二という人が書いた本の名前だ。
 内容は想像できると思うが若者に説教しまくるというすごいものだ。
 説教は読書しろとか挨拶しろとかだ。人間の基本的能力を鍛えろといっている。
 若い人は聞いただけで下らないと思うかもしれない。確かに下らない。
 じゃあ、100%間違っていて無駄かというとそんな事も無く多少は役に立つ。
 年寄りの説教はたまに役に立つのだ。
 まあ、300円位の価値はあるだろう。古本屋で見つけたら読んでみてはどうだろうか?


・正社員の特権?
 最近、正社員を特権階級だという話を時々聞く。
 誰がどこの会社でどう働こうと勝手だと思うのだが特権はあるのかというと確かにある。
 スポーツクラブを安く使えるというものだ。以前から法人会員というのはあったのだがその価格が値下げされた。
 半値以下だ。安い。早速、先日利用したが良かった。
 スポーツクラブもデフレで厳しいのだろうかという気もするけどありがたい。
 逆に言うと私レベルだとその程度の物しか無い。
 税金で給料をもらっている公務員がそうならば反発する人もいるかもしれないが民間企業なので勘弁して欲しいね。


・悪魔の化粧
 昔、怪奇アニメの名作に妖怪人間ベムというのがあるがその印象的なエピソードだ。DVDで久しぶりに見たが今見ても名作だ。
 悪魔の役をもらってうまくできない役者が恨んだり悩んでいるうちに実際の悪魔に取り付かれるという話だ。
 ラストで主人公がいうセリフが
 「ちょっとのすきを見せると悪魔は人間の心に入り込む。人間とは弱いものなんだ。」
 というもの。
 実際に悪魔が存在するかは分からないが余りに特定の考えに凝り固まったり、恨んだりすると悪魔化するという例えだろう。
 
 朝生で司会者がホリエモンや村上ファンドが権力者につぶされたと言っていたが、それはその通りだろう。
 しかし、この2人は明らかに悪魔に取り付かれていた。私にはそう見えた。
 権力者が悪魔を退治したとは言わないけど、この2人はやや行動が極端だった。
 自分が正しいんだという強すぎる思い込みには注意だ。自分も気をつけなければならないと思う。


色々と書きましたが何か解決策がある訳では無く、なんとかやっていくしか無いですねというのが結論でしょうか。
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