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マッサージ

2009年09月03日 | ばぁさまの智恵袋的
忙しい人たちは、
自分でしか解決できない問題をお金をだして
専門家に解決してもらおうと考える。
外科的問題ならばいざしらず、
慢性病とか。原因不明の病なんて
他人の診断にまかせたらこじらせるだけなのに。

本当の理由は自分にしかわからないんだから、
無駄にお金なんか持っていると、
人任せにしてそれだけでちょっと安心したりする。
参考書を買って、勉強した気分になるみたいに。

時間にゆとりがあると、自分で自分を詳細に観察できて、
今どこに問題があってその問題の起こった理由がわかる。
くまなく身体に指をあてて、硬さや温度をしらべると。
たいていおかしい箇所がわかる。

もう、びっくりするような箇所にコリがある。
鼻のわきとか。内くるぶしとか。耳の裏とか。
それから、胃腸に負担をかけないようにして、排泄を促す。

自分自身の不良箇所がどこだか
本当にわかっている人は結構少ない。
感じる暇がないほど忙しいか。
または、自分で考えるのを放棄している。

人の身体も高分子ポリマーだから、
暖めると柔らかくなるし冷やすと硬くなる。
硬いところは冷えているから、揉んで柔らかくして暖める。
硬いところは、硬くなる理由があって硬くなる。

嫌なことや悪いこと。または、
明確な理由のあっての負荷が全身にまわらないように、
一時カプセル化させる。
カプセル化される機構が備わっていなかったら、
耐えるということができなくて、
すぐに全身に毒がまわるんでしょう。
でも、カプセル化は一時だけするものだから、
キャッシュを開放してあげないと
いづれ全身の動きが止まってしまう。

専門家に相談するようになったら末期。
私は上品で優しくて常識のある美しい母親を
10代のうちになくしました。
頓珍漢な処方の証明をするために、
つじつまあわせをするように亡くなりました。

もっと貧乏なら人任せにしないで長生きしたでしょうに。

我慢強い人は、キャッシュをいつまでも開放しないから、
気がついたら全身の動きが止まってしまう。

【我慢強い事は美徳】これって、
支配的階級の立場のひとが植えつけた価値観
ということを肝に銘じておかねばならないでしょう。