[容疑者Ｘの献身]

　やっとやっと見ること出来て
月９ドラマの映画化に過ぎないと侮っていたのが
申し訳ないほど良い映画でしたね～
２時間位あったのか中だるみもなく見ごたえありましたわ
菅野祐悟氏の音楽もプラスの余韻かも

ＴＶドラマは“如何してそっちへ行くかな”と捻くれた見方して
大好きな東野作品なのに見なかったのよ
で早くも映画化決定ってニュースにも？？？
ああだこうだと反応しながら
でもでもでもですよ！映画はヤッパシ見なくちゃね！

映画のスジは結果を知ってしまうと面白くないので詳しくはダメよね
冒頭から犯人は分かっているのでね
其処にもっていく謎解きが面白いんだけど
でも違ってたのよ簡単には終らない結末最高でしたね

主人公のガリレオより
同期生の数学者石神役の堤真一さんが良いわ
「犯人を暴いても誰も幸せにならない」
ですよね
石神が湯川の若さを羨んだのも分かるし
雑居房の天井に“四角問題”の色分けされた図が現れ
見上げている石神はこれで幸せなのかとか
謝る靖子を前に号泣するシーンなど‥
この映画のヒットは絶対堤真一さんの演技に尽きると感じた


見終わってまだ読んでいない原作を読みたくなって
即行買いましたけど・・・