自動車整備士の日常

NV350、アイドリング不調とアトラス車検整備


企業様車両、日産NV350。

「冷間時アイドリングが上がらない、温まってもアイドリングが低い」
との依頼です。
走行距離も増えている事からスロットルボディー内の点検をすると、汚れていた為初期診断として清掃です。

スロットル清掃後の写真ですが。
清掃後はスロットル位置学習とTAS学習。

アイドリングも安定しましたので、データーを取りながら運転席シートを取り付けて

冷間時からのアイドリングも正常になり、暖気時のアイドリングも正常ですので終了です。



企業様車両、日産アトラス、車検で引き取り入庫です。
日産と言ってもイスズの(エルフ)OEMですが(笑)


この車両は、ゴルフ場の整備用として利用しているらしく、走行距離はさほど伸びていませんが、引き取り時バッテリーが上がって居た為交換、ベルトの劣化の為交換、燃料エレメントの交換歴がだいぶ前に交換したとの事で交換作業を進めさせていただきました。

ベルト交換後



燃料エレメント交換ですが外してみると

見えずらいですが・・・・

水垢の様な物が出て来ました。(オォ~!)
この様な汚れがエンジン不調につながるんですよね~(涙)

センサー側もビッシリ付いてます。センサーとして正確な判断ができません。


センサー清掃です。


新品の燃料エレメント取り付けて、エアーを抜いて


新品バッテリーを付けて

エンジン始動。OKです。



今回の車両は、一年間で数千キロ程度しか走行しない為、燃料エレメンを交換されなかったと思います。
使用用途にもよりますが、定期的な交換をおすすめしたいですね。


  また、よろしくお願いします。




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