お客様車両、日産、キャラバン。エンジン始動不能の為引き取り入庫です。
引き取り時もすでにバッテリー上がりの状態らしく、ブースターケーブルにて始動させたみたいです。
この車両は、従業員さんの送迎として利用しているらしく、何度かセルモーターが回らない事があったらしいです。
「不安なので」
と言う事で修理依頼です。(ちなみにバッテリーは一年ほど前に交換済み。)
さっそく作業です。
まず、どのくらい充電しているのか簡易的に図ります。
(廃バッテリーで始動)
すでに低い💦この状態ですと、エンジン止めたら始動は無理です。
もう少しこのまま点検です。
最大電気負荷をかけて続けていくと
もう、完全に充電ができてないです。確認上7V近くまで下がりました。
エンジン回転を上げれば、12.5V付近まで上がりますが、オルタネーター交換ですね。それとバッテリーも交換です。
オルタネーター交換ですのでバッテリーを外します。
そもそも交換ですから(笑)
以前ブログにもアッツプしましたが下からの作業。
多少知恵の輪状態ですが外せます。
外れました。リビルト品(O/H済み)を使います。
取り付け時も多少知恵の輪。なんでもそうですが強引は禁物です。
ファンベルトを調整して
新品バッテリー取り付けてもう一度点検です。
最大電気負荷をかけて半日以上そのまま放置
作業前と比べると違いが分かると思いますが。しっかり充電してますね。
OKです。
この車両の運転手さんは不安要素が取れ安全に業務に集中できるかと思います。
それと、
自社では、過放電させたバッテリーは交換を勧めています。もちろん充電も可能ですが今後の保証が有りません。
ですので、一年ほどしか使用してませんが交換をさせて頂きました。
一カ月程度の使用なら充電も可能かとは思いますが・・・・・・。
また、よろしくお願いします。