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ウッドショックが起きる1年前に車庫兼倉庫の出入り口を自分で改装

5月26日に紹介しました、ウッドショックが起きる1年前の2020年の今頃は、車庫兼倉庫の出入り口を改装していました。
そこは当初は車庫の出入り口でしたが、家相が悪いとのことで反対側に変更して、勝手口と自転車の出入り口としていました。
自宅の敷地は道路が囲むようにコの字形に面しており、自動車の出入り口は南側となり、勝手口と自転車の出入り口は北側になりました。
道路がコの字形に面していると路線価の評価が加算されて固定資産税は高くなります。
相続時の土地の評価明細書によると、正面路線価1に対して側方路線価は1.03と、裏面路線価は1.02がそれぞれの加算率になり合計されて、1m²当たりの価格は高くなります。
出入り口は引き戸を3枚使っていましたが、自転車の出入り口にしてからは、1枚のみの使用で他の2枚は半固定にしてあり、年月が経ち戸車が傷んで使用しない引き戸から順次に外して交換し、何とか使用していました。
しかし、遂にそれも傷みかけて重くなり、此の儘では引き戸が動かせなくなる恐れが出て、戸車を買い換えようとホームセンターへ見に行ってもなく、さらに下のパネルも腐食して傷んでいましたから、この際に出入り口を改装しようと思い立ちました。
それで、2019年の春に業者へ見積もりをすると約50万円もしましたから注文は止めて、車庫の出入り口ですから見栄えはそれほど必要でないと考えて、自分で改装工事をする事にして先ずは構想を練りつつ、時間を掛けて設計したり図面を書く事にしました。

2020年に入ってから、先ずは出入り口のアルミサッシドアと引き違い窓の大きさを調べて、ドアは自転車の出入りに合わせて幅を広めにして、窓の大きさは小さめに決めてホームセンターへ見に行きました。
しかし、仕様がやり難いタイプで購入は止めて、ネットショップで色々と調べると工事作業が遣り易い内付型がありましたから、メーカーが異なる勝手口ドアと引き違い窓を別々のショップに注文をしました。
そして、引き戸3枚分を撤去した場合の間口と高さの寸法と、それらに合わせて図面を書き窓の高さと位置を決めてから、必要な材料として土台と梁と間柱と窓台と胴縁と、壁用の合板と断熱材と波トタンとか、基礎ブロックとセメントなどはホームセンターで調達しました。
3月に入ってから先ずは、土間のコンクリートを壁にする基礎部分を振動ドリルで穴を開けて、大型ハンマーとタガネなどを使用して何とか割って剥がしました。

使用している引き戸3枚分の出入り口は全体に外側へ約4cm程を外に引き出して、レールも外側に引き出してインスタントセメントで仮に固定し、鴨居と間柱も外側に引き出して仮に固定して引き戸は其の儘の状態で使用しながら、新たに壁の構造を引き戸の直ぐ内側に作る事にしました。
道具としては手持ちで不足していた振動ドリルと丸ノコとノミなどを購入しました。
基礎のコンクリートが固まってからブロックを2段積み、土台を設置して間柱を立てて梁も乗せて、ドアと窓には取り付け木枠を作り間柱に胴縁を打ち付けて、外側は波トタンの一部を貼り付けて壁を造りました。
ブロックを積む際には水糸を張り位置と水平を揃え整えました。

 

最後に使用していた引き戸3枚分は取り外して、仮に固定していた鴨居と間柱とレールも取り外し、波トタンの貼り付けを終えました。
引き戸3枚分を取り外す前に波トタンの一部を貼り付けたのは、自分一人の作業では最後の1日に完了させるのに時間的な余裕がないからです。
そして、壁の内部には断熱材を入れて合板を貼り付けて完成させました。
一番大変だったのは、出入り口の重いアルミサッシドアの取り付けで、ドアを自律的に立て掛ける専用の木枠を作り、ドアを挟んで立たせ何とか無事に取り付けました。
業者へ見積もりでは、4日間もあれば完成するとありましたが、私は家事雑用の合間に工事の作業をしましたから約4ヶ月程を掛けて完成させました。

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