The Society of Psychiatry and Neurology 精神神経学会

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抗うつ剤で認知症

2018-04-27 11:23:20 | うつ病

認知症の症状別の薬の処方の図

中核症状の治療薬


長期的な抗うつ剤の使用が認知症の発症と関連があるかもしれないと指摘する論文が、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された。ただ、研究者らは抗うつ剤が認知症の原因であるとは結論付けられなかったという。


 研究者らが英国内で30万人以上を対象に調査を行った結果、過去4~20年の間にうつ病やある種のぼうこうの病気を治療するためにいわゆる抗コリン薬を処方されていた人は、そうでない人と比べて認知症と診断される割合が3割強ほど高かったという。

 論文の共同執筆者で英イーストアングリア大学(University of East Anglia)健康科学学科のジョージ・サバ(George Savva)氏は、抗うつ剤が認知症の原因かどうかはよくわからないと前置きした上、抗うつ剤が「認知症の発症を示す最初期に処方されている可能性がある」と語った。

 抗コリン薬はある種の神経インパルスを妨げ、ぼうこう筋のけいれんを緩和するほか、うつの症状やパーキンソン病の症状を抑えるなどの作用がある。

 研究者らによると抗うつ剤として使用される抗コリン薬にはアミトリプチリン、塩酸ドスレピン、パロキセチンなどがあり、調査では65歳以上の認知症患者4万770人と非認知症者28万3933人を比較したという。

 ただ、研究チームは患者が専門医や薬剤師と相談せずに抗コリン薬の使用をやめることは控えるよう訴えている。


 

 

 

 


http://www.afpbb.com/articles/-/3172582

 

抗精神病薬(Antipsychotics)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85%E8%96%AC


抗うつ薬Antidepressant

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E3%81%86%E3%81%A4%E8%96%AC

 

BPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000140619.pdf

 

認知症の治療原則と選択肢(日本神経学会)

https://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/sinkei_degl_c_2012_04.pdf

 

認知症の薬とは?種類や効果、副作用を徹底解説!(みんなの介護)

https://www.minnanokaigo.com/guide/dementia/medicine/

 

認知症の薬一覧

商品名薬品名期待される効果
アリセプト ドネペジル塩酸塩 アルツハイマー型、レビー小体型の病の
進行を遅らせる
レミニール ガランタミン臭化水素酸塩 軽症状のアルツハイマー型の病の進行を
遅らせる
イクセロン
パッチ
リバスチグミン
リバスタッチパッチ
メマリー メマンチン塩酸塩
サアミオン ニセルゴリン 脳梗塞後遺症に及ぶ慢性脳循環障害における気分減少の改善
セロクラール イフェンプロジル酒石酸塩 脳梗塞後遺症に及ぶ慢性脳循環障害におけるめまいの改善
ケタス イブジラスト 気管支喘息、脳梗塞後遺症に及ぶ
慢性脳循環障害におけるめまいの改善
ルシドリール 塩酸メクロフェノキサート 頭部外傷後遺症におけるめまいの改善

 

認知症の薬(認知症 ONLINE)

https://ninchisho-online.com/dementia/medicine/


精神科の薬(psychiatric medication)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E3%81%AE%E8%96%AC



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