笑顔がいっぱい

家族と私・・・

たくさん並んだツールバー

2006-04-06 21:36:10 |   仕事
今週頭に、2月からスタートしたビジネス講座のワードがすべて終了し、ワード基礎から応用までの内部試験がありました。
(FOMの基礎と応用のテキストを授業では使っています)

この試験は特に成績が何かに影響するという事はありませんが、受講者自身がどれだけ理解をしているかを把握する為のものです。

ワードの授業を受け持っているのは他の先生です。(インスト歴10年ベテラン)
私は試験監督ということで試験の様子を見ていました。

出来る方というのは、普段の授業もしっかりと聞いて、わからないところを授業中でも質問してきます。
どうでもよい、と思っているわけでもないでしょうが、画面が違っていたりして1対1で指導していても、自分の間違いを理解しようとしない方は、試験の成績もいまひとつのようでした。
でも、頑張っているけれどどうしても点が取れないという方もいます。

「年齢とともに覚えられない」とおっしゃいます。
それも確かだと思います。
さまざまな年代の人たちが混じっているクラスです。


試験が始まる前に、試験に出そうなツールバーを一生懸命表示しようとしている方がいました。
「どうされましたか?」と尋ねると
「ボタンが無いと問題が解けないから、今から準備しておきたいのです。」という返事でした。

ツールバーは状況に応じて表示されるように確認してありますし、授業の中でも伝えていると思うのですが、ボタンがないと試験中にパニックになるというのです。
気持ちはわからなくはないけれど・・・・。

標準ツールバー
書式設定ツールバー
図形描画ツールバー

以外表示しないが試験の時の通常の設定としてかつても試験監督をしてきましたが、今回初めてそんな事を言われ、授業担当の先生に確認するとその言い分を承認して欲しいということでした。

あくまで、監督と採点する立場でしたがなんとも複雑な気持ちでした。
罫線ツールバーや、拡張書式設定、コントロールツールボックスツールバーなど様々なツールバーが並び、結局出しすぎてどれが何のツールバーかが区別付かなくなって、試験中挙手をするので近寄ると、「このツールバーは?」と確認されたり。

それだけ、まだ理解が不十分だということでしょうが、担当の先生の「問題を解くことに意味があるから」の指示通りに従いました。

これもまたひとつ勉強になりました。