『日出処の天子』古代飛鳥への旅

山岸凉子の『日出処の天子』というマンガを知っているだろうか・・
1980年代に連載されていたマンガなんだけど・・

聖徳太子が子供の頃の話。
彼は超能力者で同性愛者という、今考えてもとんでもない設定なんだけど・・
（今でいうBLの走りなのか？？）

これがまた・・面白くてねぇ・・・。
子供ながらに・・意味もよくわからず・・ハマってしまったんだ。

実は・・このマンガをぴょんに勧めたのが・・なんと！！！
松田聖子ちゃんです。
そう、聖子ちゃん。去年の紅白で大トリを務めたスーパーアイドル聖子ちゃん。

昔、ラジオをやっていて・・そこで聖子ちゃんがハマってて、面白いから絶対に読んで！！！って話を聞いて、次の日に本屋さんに行ったのを覚えているよ。

最初はチンプンカンプン？？な感じだったんだけど、読んでるうちにだんだん面白くなってきてね。。

それ以来、作者の山岸凉子のファンになって。。
作家買いをしてはやウン十年！！

彼女のスゴイところは、ストーリーの面白さはもちろんのこと、絵がまったく昔と変わらないこと！！！
本当に、繊細な絵を描くんだよね。

年齢を重ねると、だいたい絵が崩れてくるんだよね・・
雑になったり、変なクセが出てきたりしてね。

てか・・相当な歳だろうなぁ・・っと思いつつ・・
未だ現役で、新作をバンバン描いてくれてるところが本当にすごい！！！
しかも、ちゃんと完結させてくれるし。

ほんと、ファンにはありがたい作家さんです。

ところで、1984年に連載が終わり、30年以上たった今・・・
こんな本が発売されました・・・

山岸凉子　『日出処の天子』古代飛鳥への旅 価格：1,296円（税込、送料込）

見つけた時はうぉおおぉぉぉぉぉっ！！！！！って喜んで、ソッコー購入してしまいますた！

本日家に届いたんだけど・・。
いやぁ・・本当に嬉しい本だったよー。

ベルばらとか、アニメになって爆発的人気になったマンガのMOOK本は良く出るんだけど、『日出処の天子』は内容的にも・・アニメ化は無理だし、万人受けするものでもなかったからねぇ。
でも、ファンは絶対に多いはず！！！

ちなみに・・こちらの本ですが、「地図」扱いのようです。
出版社が地図会社なのかな？？

楽天では、なぜか地図部門１位となっております。

てか、内容は飛鳥の地図だけじゃないのよぉ～。
ちゃんと、原画とかも載っていて・・マニアにはヨダレものです。

あぁ・・もうずいぶん読んでないけど・・
マンガを引っ張り出してきて読もうかなぁ・・・。

ちなみに、山岸凉子大先生・・。
先月、「レベレーション（啓示）」というマンガを発売しております。
今回はジャンヌダルクが主人公なのよぉ～！！！

もちろん、すでに買って読みますた。

レベレーション（啓示）（1） [ 山岸凉子 ] 価格：648円（税込、送料込）

すでに続きが楽しみです！！！

あぁ・・竹宮恵子の新作も読んでみたいなぁ・・
今じゃー彼女は大学学長だもんね。
教える側で忙しくて、もう新作は描いてくれることはないのかなぁ・・。
悲しいわぁ・・