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鹿児島県の「鯛車」
鹿児島神宮の諸玩具の一つである木製品の「鯛車」です。
鹿島島神宮(国分八幡神社)には祭神や祭礼の信仰玩具が多数あり「おもちゃ神社」とも呼ばれており鯛車もその一つで祭礼に使われていました。
祭神の「彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)にまつわる神話で
山幸彦の釣り針を飲み込んだ「鯛」に模してつくられたものです。
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栃木県宇都宮市の「黄ぶな」
昔、宇都宮にある村に、天然痘が大流行し村人が神様に病気が治るように祈願していました。
ある日、村人の一人が田川で魚釣りをしたところ、鯉のような大きくて黄色した鮒を釣りあげました。
病気の人に食べてもらおうと思い、食べさせたところ病気が治りました。
以来、村人は神様のおかげと感謝して、病気除けとして黄ぶなの形をしたものを毎年新年に神様に奉納するようにしました。
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千葉県鴨川市の「願満の鯛」
鴨川市小湊にある「誕生寺」は日連聖人の誕生を記念して建立されました。
日蓮聖人が重篤の状態にあった母親の為に祈りを捧げ、見事に病が治癒したとの言い伝えから誕生寺は「蘇生願満の祖師」として崇敬を受け信仰を集めました。
境内には日蓮聖人の化身と言われる「真鯛」の塚があり「願満の鯛」の由来と言われまています。
郷土玩具は病気平癒や子供の安全を願うものが同じような生き物や身近な物を各地方それぞれの形で表されているものが多くありますが願いはみな一つだと思います。
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