朝はとにかく『カムカムエヴリバディ』を観るために起きて、朝ごはんはその後に食べました。カムカムは、一度はほどけかけた三代の女性たちの絆や繋がりが再び結び直されたことに涙……実質最終回とも言える回でしたが、明日のエピローグ(?)で何が描かれるかも楽しみです。
さて、本日は先月から行きたいと思っていた府中市美術館の【ふつうの系譜】展にやっと行けました。今まで何となくタイミングや体調が合わなかったのですが、今日あたり行っておかないと、前期後期で大幅な展示替えがありますので……
洗濯したり、ツイッターで『カムカム』感想を追ったりしていたら、出足がちょっと遅れてしまいましたが、とにかくバスで京王線の駅に出たところ、なんと事故だか踏切点検だかにより、一部路線が不通になっていました。幸い府中まではその範囲ではなく、そう遠いわけでもないから、大幅な遅れもなく着きました。
しかし、前もって調べたバスの時間が間違っていた(自分が間違えた?)らしく、30分に1本のミニバス(市民バス)は出たばかり。同じ方向に行く一般の路線パスもあるのですが、バスステーション内に停留所が見当たらず、エスカレーターや階段をさんざん上り下りしても行き着けず、結局ミニバスの次の便を待つことにしました。ミニバスの車内が思いのほか空いていて良かったです。見つけられなかった普通バスの停留所の場所も、車窓から確認できました……
ともあれ美術館前に辿り着き、チケット購入。観覧料は一般700円ですが、京王系カードを持っていると団体料金と同じ2割引で入れます。
まずは併設のカフェ《府中乃森珈琲店》でお昼にしました。
企画展とコラボした「ふつうのランチプレート」です。↑ はスープ等に少し口をつけてしまってから撮りました。
もっと綺麗な画像はお店のインスタで→こちら
館内でいただきましたが、今日のように天気が良ければテラス席も使えます。美術館ともに府中の森公園内の施設なので、テラスでなくても眺めは良いです。
ランチとアイスティーでパワーチャージして、いざ展示室へ——
府中市美術館
春の江戸絵画まつり ふつうの系譜 「奇想」があるなら「ふつう」もあります ー 京の絵画と敦賀コレクション
↑ こちらが正式タイトルらしいです。
この「ふつうの系譜」展、2020年に一度開催されながら、コロナ禍による緊急事態宣言により中断されてしまいました。それから2年の時を経て復活したのがこのたびの特別展です。
これまで「奇想」や「へそまがり」「動物画」等、ちょっと変わった視点からの企画が話題となった府中市美術館ですが、今回は敦賀市立博物館の全面的な協力を得て、同館の江戸絵画コレクション100点を中心に、オーソドックスな江戸絵画の歴史と魅力を辿ります。
やまと絵、狩野派、円山四条派から、江戸末期〜明治期まで、その技法や歴史的背景などを、わかり易く、かつ興味を引くように記された解説カードが、いつもながら楽しいです。それにしても岩絵の具の色彩(発色)は綺麗ですね。文字通り色褪せません。
応挙の狗子絵(モフモフ)は後期展示の模様。でも虎は見られました。ポスターや看板、図録等で最も目立つようにレイアウトされた女性は、土佐光起描く女性歌人の「伊勢」。実物は思っていたより小さく、そして美しく可愛らしい作品でした。
昨年の動物画展のようなキャッチーさはなく、作品数もさほど多くないからか、平日だからか、館内は意外と空いていて、ゆっくり落ち着いて観覧できました。
常設展の展示は昨年来た時より多め。小林清親と井上安治の東京名所絵を見られたのが嬉しかったです。
敦賀市と府中を繋ぐ存在として、新田義貞に焦点を当てたミニ展示コーナーもありました。
美術館の外はこういう感じ。公園全体、桜は盛りを過ぎていましたが、帰りのバスの中からちらっと見えた桜並木はまだ綺麗でした。そちらまで足を伸ばして撮れば良かったと、少し残念に思いました。
こちらは美術館前の池の傍のしだれ桜。ここに限らず、しだれはいつもなかなか上手く撮れません。
府中駅からも電車で元の駅に戻りましたが、その時になっても急行や特急は動いていない様子でした。
自宅近くまで帰るバスが出るまで時間に余裕があったため、またもカフェでひと休み。今日は珍しくクリームソーダを頼みました。冷たい飲み物やアイスクリームが美味しい季節になって来ましたね。
朝ドラで安子とるいが再会できた記念、というわけではありませんが、今川焼も買って帰りました。家に着くまでに少し冷めてしまいましたが、ミルクティーと一緒にいただくあんこの甘さが疲れた体に沁みました。
その後は少し昼寝(夕寝?)。夕食は昨日どっさり作ったソース焼きそばを温め直して。
夕食後は『科捜研の女』最終回スペシャル。このSeason21の最終回なのか、シリーズそのものがこれで終わりなのか……明言はしていませんでしたが、予告や番宣では何かと「23年間の集大成」を強調していたし、レギュラー登場人物に加え、日野所長の奥さんや宇佐見さんのお母さん、声のみとは言えマリコパパも出て来たし(泰乃さんと倉橋さんは名前と顔のみ)、ラストは科捜研メンバーと蒲原刑事、それに土門さんからの「贈る言葉」もあったし、更にマリコさんが「今までありがとう」で締める——となると、やはりそういうことなんでしょうか?
来週から新シリーズが始まる『警視庁捜査一課長』も予告で「集大成」と言っていたし、木曜8時のドラマ枠自体がなくなるという噂もありますね。この先、2時間スペシャルなどは作られる可能性があるかもしれませんが、連続ドラマシリーズとしては難しいかもしれません。
ところで優真さんの UMA II ちゃんは、あの「さよなら」で電脳の海に解き放たれたりはしなかったのでしょうか?あちらの世界で『相棒』のジェームズくんと仲良くなるかも(そして恐ろしい未来を現出してしまうかも)などと妄想してます。
その後、10時半からは久しぶりに再開した【ふるカフェ系ハルさんの休日】を視聴。あのゆったり感、やはり好きです。