![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c2/3096f182b0c027cec9ed83df070b1a17.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0002.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0003.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0004.gif)
劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン] 、首都圏そして全国公演が始まりました。まずは多摩市のパルテノン多摩公演から。本日行ってまいりました。
お気づきのかたもいるかと思いますが、わたくし多摩市民です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
この公演のことも市の施設で上掲チラシ(実物は下の方に公演地などが記載されています)を偶然見つけ、こんな機会はめったにない!と即申し込みました。気づいたのが遅かったため。既にセンターブロックは売り切れていましたが、座席があっただけでもラッキーです。かなり端の席でしたが、実際にはさほど見づらくなかったです。
ちなみにこういう所です(これは夏の写真のようですが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/67/a95a37d112fa560f32f3fbc50c8b4737.jpg)
などと言っていたら、パルテノン多摩公式アカウントが2/2になって下のようなツイートをしていました。これは昨夜雪が降った後の画像ですね。
雪の多摩中央公園は幻想的です。 #多摩センター #パルテノン多摩 #多摩中央公園 #きらめきの池 pic.twitter.com/tbUJka8BB9
— パルテノン多摩 (@par_tama) 2018年2月2日
この向かって左のブロックから中央にかけて大小二つのホールがあり、本日の公演は大ホールにて行われました。
パルテノン多摩公式サイト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/70/54e8461192b4e45df76dba7f6cef46f5.jpg)
(下の香盤表ともに撮影は娘です)
本日の出演者。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e2/147c29cea038c632bc8e3d42fe0653f0.jpg)
日頃ミュージカルやこのJCSについてもエラそーに語っているわたくしですが、実際の舞台を観るのは実は初めてでした。1972年の映画版や、海外舞台の2000年版、2012年アリーナツアー版などはソフトで観ているし、映画版サントラは子供の頃から何十回も聴いているのですが……
四季のエルサレム・バージョンは、まず舞台の傾斜に驚かされました。八百屋舞台どころではない急斜面で、あの上で歌ったり激しく踊ったりする役者さんは大変だと思います。
何しろニワカなのでちゃんとしたレビューなどはできませんが、神永ジーザスは高貴な雰囲気あり儚げでした。皆に囲まれ、しかしポツンと孤独で「何もなし得ぬ中心的存在」たるジーザスの所在なさが伝わってきました。
ユダ役の芝さんはジーザス役者でもありますが、失礼ながらもしかしてユダには音域が合っていないのでは?と思ってしまいました。高音はかなり苦しそうでした。存在感は十分で、歌も「スーパースター」はとてもカッコ良かったです。
マグダラのマリアの山本さんは高音が美しく、遠目では少女のようなマリアでした。
村さんのピラトはさすが。そして阿部よしつぐさんのヘロデが、美しく面白くて、儲け役とは言え最高でした。『レ・ミゼラブル』旧演出版最後のアンジョルラスの一人でしたが、現在は正式に四季に入団されたようです。
また、四季の良い所の一つがコーラスの美しさであることも改めて認識しました。
それにしても、ジーザスを演じるのは役者さんにとって肉体的にも精神的にもかなりきついだろうな、と思わずにいられません。歌唱ももちろんですが、何しろラストシーンが「あれ」ですから……
しかし、舞台にはカーテンコールがある。それによって、図らずもか図ってか観客は「キリスト復活」を目の当たりにすることもできるのですね。少しホッとしました。
作品以外への不満点を一つ。以前から思っていたことですが、パルテノン多摩の大ホールは収容人数に比してロビーが狭いこともあり、動線があまりよろしくありません。それでもスタッフさんは物販やトイレの列をうまくさばいていたと思います。
また、遅刻者や上演中に出入りする人が多い(と言うより目立つ)ことも気になりました。遅刻は見るからに仕事帰りの人など、仕方ない場合もあるかもしれませんが。
午後から降り始めた雨が、ホールを出る頃には雪へと変わり始めていましたが(何かの歌詞みたいですね)舞台の熱気で身も心もホカホカでした。
何にしても、地元でJCSが観られたことに感激です。辺境 TAMA City にお越しくださった劇団四季の皆様、本当にありがとうございました!
そして、パルテノンの公演情報も、もっとこまめにチェックしないとな……と思いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
劇団四季/ジーザス・クライスト=スーパースター公式サイト
花魁版は、再演を聞いてすぐに飛びついた、それもかなり昔になります。
このDVD
https://amzn.to/2QoyUBl
現代風 JCS 「ユダ役のジェローム・プラドンが良い」です。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RI3WPQHW3L8HJ/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B006QJSEZW
コメントありがとうございました。
日本初演はジャポネスクだったのですよね。実は未見です。浅利慶太氏が四季を離れ、逝去された今では上演ほぼ不可能なのが残念です。
自分はやはり1973年映画版に最も愛着があるのですが、2000年版とアリーナツアー版についても下記エントリーで少しだけ言及しています。
https://blog.goo.ne.jp/rachel2005/e/49968df3703cae40478b3a234d97bfc0
ジェロームユダも人気ですね。演出や演じる人によってガラッと解釈やイメージが変わるのがJCSの面白いところです。