「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

大学学生交響楽団の演奏を聴く

2019-05-31 | 雑記
昨夜は友達に誘われて、大学の公式な学生交響楽団のサマーコンサートを聴きに行きました。
私は恥ずかしながら音楽のことはちんぷんかんぷんです。子供の頃にピアノを習ったもののバイエルで挫折した男です。小学生の時に初めて受けた音楽のテストも酷いものでした。それでも、せっかく誘ってもらったので、昨年に続いて今年もコンサートを聴きに行ったのでした。

本学の学生交響楽団Queen's University Symphony Orchestraは、英国北アイルランドで唯一の学生による交響楽団です。浅学なもので「学生交響楽団として上手かどうか」と問われるとよく判りませんが、昨年に比べて、だいぶ完成度が高いコンサートでした。
音楽にはとかくうるさい私の友人も「去年よりはだいぶマシ」というコメントで、満足している様子でした。一方で私は、知っている曲が一つもなかったので、「う~ん、まあ、迫力はあったね、迫力は」という小学生並みの感想を残したのでした。

かつて日本に居た時は、交響楽団のコンサートなんて、きっと誘われても行かなかったでしょう。ましてや学生のものなんて。
しかし、英国で過ごした時間が、たしかに私を変えました。それを感謝すべきかどうかは判りませんが。今は、オーケストラが奏でる重厚な調べを少し楽しむ程度には、心のゆとりがあるのです。


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