明けましておめでとうございます。
私にとって、本年も勝負の年になります。
ブログは続けるつもりですが、英国留学は終了したので、今後はどうしようかと考えています。今までは、はっきり言ってあまり意味が無かったかもしれませんが、一応は匿名であることを心がけつつ、こちらのブログ記事を書いていました。しかし、次はもっとオープンな形でブログ記事を書きたいとも考えており、新たな方法を模索中です。
ブログ記事の更新が遅くなりまして、昨秋からストップしており、申し訳ありませんでした。
無事に学位審査会(Viva)を突破して、12月に開催された学位授与式に出席して博士号(PhD)を取得することができました。そして、もう日本に戻ってきております。私事ではありますが、10月下旬に結婚式を挙げてからというもの、プライベートと仕事でなかなか忙しくしており、ブログを書く暇が無かったと言えば嘘になりますが、あまり集中してブログ記事を書くことが出来なかったというのが正直なところです。
この間、英国では総選挙が行われ、ついにEU離脱が実施されることになりました。英国の情勢もこれからさらに大きく変わる可能性があります。私の第二の祖国ともいうべき、思い出深き英国がどこへ向かって進むのか、今後は日本から見届けたいと思います。
学位審査会は、私の場合、3時間ほどで済みましたので比較的短かったと思われますが、それでも非英語圏出身者(non-native speaker)である私にとってはやはり厳しい試験でありました。試験官達は、学内と学外の教官・研究者らで構成され、博士論文の内容に沿って細かいことまで試問されました。IELTSの時にも使ったテクニックでしたが、「すみません、もう一度(質問を)お願い出来ますか?」「判りやすく質問を言い換えてもらえませんか?」などと言って小細工をしながら時間を稼ぎつつ、容易な英語で回答するという感じです。ところどころでしどろもどろになりながら、試験官達の質問に丁寧に答えたのが功を奏したのか、思いがけず試験結果はかなり高評価でした。8月末に提出した博士論文の修正もほとんどなく、11月には正式な受理に至りました。
私が参加した学位授与式は、170年の伝統を感じさせられる、厳かな雰囲気の中で行われました。
本学は英国で9番目に古い研究大学であり、その歴史は東京大学よりも長いものがあります。私も大学公式のPhDガウンを着て、すこしハリー・ポッターになったような気分を味わいながら、式に参加しました。式の中では、出生記した卒業生ひとりひとりが学長と握手をする機会があり、指導教官に見守られながら、私も万感の想いで最後の握手をしたのでした。
式後の懇親会では、指導教官や友人、家族とも色々な話をしました。
……振り返れば、3年間はあっという間でした。
日本に戻ってきてから、とりあえず民間病院で働いております。しかし、来年度からどうするか、まだすこし迷いがあります。自分としては、これからも福島原発事故被災地へ成果を還元できるような研究を続けたいと願っており、もしかすると大学に戻る可能性もまだ残されています。
4月から私はどこの空の下にいるかは判りませんが、その空はきっと皆さんが見上げる空と繋がっています。
また、このブログで進捗をご報告したいと思っています。
私にとって、本年も勝負の年になります。
ブログは続けるつもりですが、英国留学は終了したので、今後はどうしようかと考えています。今までは、はっきり言ってあまり意味が無かったかもしれませんが、一応は匿名であることを心がけつつ、こちらのブログ記事を書いていました。しかし、次はもっとオープンな形でブログ記事を書きたいとも考えており、新たな方法を模索中です。
ブログ記事の更新が遅くなりまして、昨秋からストップしており、申し訳ありませんでした。
無事に学位審査会(Viva)を突破して、12月に開催された学位授与式に出席して博士号(PhD)を取得することができました。そして、もう日本に戻ってきております。私事ではありますが、10月下旬に結婚式を挙げてからというもの、プライベートと仕事でなかなか忙しくしており、ブログを書く暇が無かったと言えば嘘になりますが、あまり集中してブログ記事を書くことが出来なかったというのが正直なところです。
この間、英国では総選挙が行われ、ついにEU離脱が実施されることになりました。英国の情勢もこれからさらに大きく変わる可能性があります。私の第二の祖国ともいうべき、思い出深き英国がどこへ向かって進むのか、今後は日本から見届けたいと思います。
学位審査会は、私の場合、3時間ほどで済みましたので比較的短かったと思われますが、それでも非英語圏出身者(non-native speaker)である私にとってはやはり厳しい試験でありました。試験官達は、学内と学外の教官・研究者らで構成され、博士論文の内容に沿って細かいことまで試問されました。IELTSの時にも使ったテクニックでしたが、「すみません、もう一度(質問を)お願い出来ますか?」「判りやすく質問を言い換えてもらえませんか?」などと言って小細工をしながら時間を稼ぎつつ、容易な英語で回答するという感じです。ところどころでしどろもどろになりながら、試験官達の質問に丁寧に答えたのが功を奏したのか、思いがけず試験結果はかなり高評価でした。8月末に提出した博士論文の修正もほとんどなく、11月には正式な受理に至りました。
私が参加した学位授与式は、170年の伝統を感じさせられる、厳かな雰囲気の中で行われました。
本学は英国で9番目に古い研究大学であり、その歴史は東京大学よりも長いものがあります。私も大学公式のPhDガウンを着て、すこしハリー・ポッターになったような気分を味わいながら、式に参加しました。式の中では、出生記した卒業生ひとりひとりが学長と握手をする機会があり、指導教官に見守られながら、私も万感の想いで最後の握手をしたのでした。
式後の懇親会では、指導教官や友人、家族とも色々な話をしました。
……振り返れば、3年間はあっという間でした。
日本に戻ってきてから、とりあえず民間病院で働いております。しかし、来年度からどうするか、まだすこし迷いがあります。自分としては、これからも福島原発事故被災地へ成果を還元できるような研究を続けたいと願っており、もしかすると大学に戻る可能性もまだ残されています。
4月から私はどこの空の下にいるかは判りませんが、その空はきっと皆さんが見上げる空と繋がっています。
また、このブログで進捗をご報告したいと思っています。