2019年が始まりました。昨年末から色々なことがあって、年末年始はあっという間に過ぎていきました。ふと気付いたら、もうこんなに時が流れていて、びっくりしました。
今年は、英国大学院博士課程修了の年です。
長かった留学もついに終わりが見えてきました。英国では何か大事なものを学べたような気もするし、何も学べなかったような気もします。日本では医学博士号は「足の裏の米粒(つまり、取らないと気持ち悪いが、取っても意味が無いもの)」と揶揄されますが、英国でのPhD (Medicine)という学位を活かせるかどうかは今後の自分次第でしょう。PhDの学位が私を助けてくれるということではなく、学位に恥じない自分であろうとすることで、結果として、研究者として活躍できればいいですね。
英国での大学院博士課程は、結局、ただの通過点に過ぎません。
今年の9月が博士論文Thesisの提出期限になっています。記述量としては、だいたい200~300頁くらいと言われています。本学だけに限らず、英国における伝統的な研究大学においては、博士論文にこのくらいの量は要求されるそうです。
日本の現行の博士課程では、3月に博士論文を数十頁くらい書いて提出すれば、普通はそのまま3月中に学位が取得出来ます。しかし、本学では博士論文審査に6週間くらいは要します。9月に博士論文を提出し、11月頃に最終審問(学位授与の決定はこの審問にかかっています)があり、12月に卒業式という感じです。最終審問が10月、11月、12月のいずれになるかは教授達の都合によります。英国の学位授与のタイミングが曖昧なのはこの制度のせいなのです。
私もまだ数十頁しか博士論文を書けていませんが、なんとか期日までに書き上げることができれば良いなと願っています。まあ、頑張ります。
さて、学位を取得した後はどうするか?
色々な選択肢がありますが、実は、自分の中でだいたい答えは出ていました。でも、「思い切る」ことはなかなか容易ではありませんでした。男というものは実に面倒な生き物でして、ほとんど答えが決まっているくせに、色々と悩むことがあるのです。正直、あとは誰かに背中を押してもらえればと思っていましたが、最近、ようやく背中を押してもらうことが出来ました。わざわざ日本から私の背中を押しに来るような奇特な方がいるとは思っていませんでしたが、実際には、そういう優しい人がいたのでした。ビックリしましたね。
まだ、正式に身の振り方が決まったわけではありませんが、就職先についてはほぼ決まったと言えるでしょう。正式に決まったら、このブログにも書くことが出来るかもしれません。以前にも書きましたが、英国留学後も、次は北欧に留学というか派遣されることになりそうです。なんというか、こんな人生を送ることになるなんて子供の頃は夢にも思わなかったけど、なかなか面白い挑戦になるのではないかなと思って、今はそれなりに満足しています。
今年は、たぶん、私の人生において最も変化の大きい年になるでしょう。仕事(Work)もプライベート(Life)も。いわゆる節目というやつでしょうか。はてさて、一体全体、どうなることやら…
今年は、英国大学院博士課程修了の年です。
長かった留学もついに終わりが見えてきました。英国では何か大事なものを学べたような気もするし、何も学べなかったような気もします。日本では医学博士号は「足の裏の米粒(つまり、取らないと気持ち悪いが、取っても意味が無いもの)」と揶揄されますが、英国でのPhD (Medicine)という学位を活かせるかどうかは今後の自分次第でしょう。PhDの学位が私を助けてくれるということではなく、学位に恥じない自分であろうとすることで、結果として、研究者として活躍できればいいですね。
英国での大学院博士課程は、結局、ただの通過点に過ぎません。
今年の9月が博士論文Thesisの提出期限になっています。記述量としては、だいたい200~300頁くらいと言われています。本学だけに限らず、英国における伝統的な研究大学においては、博士論文にこのくらいの量は要求されるそうです。
日本の現行の博士課程では、3月に博士論文を数十頁くらい書いて提出すれば、普通はそのまま3月中に学位が取得出来ます。しかし、本学では博士論文審査に6週間くらいは要します。9月に博士論文を提出し、11月頃に最終審問(学位授与の決定はこの審問にかかっています)があり、12月に卒業式という感じです。最終審問が10月、11月、12月のいずれになるかは教授達の都合によります。英国の学位授与のタイミングが曖昧なのはこの制度のせいなのです。
私もまだ数十頁しか博士論文を書けていませんが、なんとか期日までに書き上げることができれば良いなと願っています。まあ、頑張ります。
さて、学位を取得した後はどうするか?
色々な選択肢がありますが、実は、自分の中でだいたい答えは出ていました。でも、「思い切る」ことはなかなか容易ではありませんでした。男というものは実に面倒な生き物でして、ほとんど答えが決まっているくせに、色々と悩むことがあるのです。正直、あとは誰かに背中を押してもらえればと思っていましたが、最近、ようやく背中を押してもらうことが出来ました。わざわざ日本から私の背中を押しに来るような奇特な方がいるとは思っていませんでしたが、実際には、そういう優しい人がいたのでした。ビックリしましたね。
まだ、正式に身の振り方が決まったわけではありませんが、就職先についてはほぼ決まったと言えるでしょう。正式に決まったら、このブログにも書くことが出来るかもしれません。以前にも書きましたが、英国留学後も、次は北欧に留学というか派遣されることになりそうです。なんというか、こんな人生を送ることになるなんて子供の頃は夢にも思わなかったけど、なかなか面白い挑戦になるのではないかなと思って、今はそれなりに満足しています。
今年は、たぶん、私の人生において最も変化の大きい年になるでしょう。仕事(Work)もプライベート(Life)も。いわゆる節目というやつでしょうか。はてさて、一体全体、どうなることやら…