神奈川県藤沢市にて、毎年秋になると開催される展覧会がある。2010年から始まったこの展覧会は「藤沢今昔まちなかアートめぐり」というタイトルがつけられていて、旧東海道藤沢宿地区の歴史的建造物、遺構、景観の中で行われている。
私は2011年3月9日に、この展覧会の中心人物である伊東直昭さんに案内されて、この藤沢宿の歴史についてのお話を伺った。そしてこの展覧会への参加を考えてみることにした。その際の新作の方針を探るためのスケッチを、これから2回に分けて公開し、新作のアイデアへの出会いについての経緯を示してみる。
先ずは、グリーンハウス「旧藤澤カントリー倶楽部クラブハウス」アントニン・レーモンド設計。小田急線「善行」が最寄駅となる。ここは藤沢宿からは離れているが、伊東さんとの話しの流れで出てきたレーモンド設計物件ということもあって訪ねてみた。
善行から国道467号を藤沢宿「白幡交差点」方向に歩く。下り坂であり、実際に歩くことで旧東海道沿いに栄えた藤沢宿の地形を想像することが出来る。
坂を下ったところに「白幡神社」がある。
白幡神社の前には川が流れている。段丘下を流れる川であり、もう少し流下すると「境川」と合流する。こうした地形から大昔は湿地帯のようなイメージもわいてくる。
段丘際に位置する白幡神社。
小田急線「藤沢本町」駅界隈。
「藤沢本町」駅西側に位置する「伊勢山公園」に上ってみる。
立派な庚申塔があった。
伊勢山公園から見た江の島。
伊勢山公園から下り、「白幡」交差点に戻って「藤沢警察署本町白幡交番」の脇の路地を入ると、「伝 義経首洗井戸」がある。
次回に続く(下リンク先参照)。
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