私です、よろしくどうぞ。
さて、以前に北見在住の叔母が「いつも好好麺(はおはおめん)の大辛と焼餃子を食べるんだけど、それが北見で一番美味しいと思う❗」とぶっこんできた事をふと、思い出しました。私は内心「いくらなんでも大げさじゃ…」と半信半疑で気分がモヤモヤしていたものですから、この際検証することにしました。
こちらのお店、私の知る限り30年くらい前にはすでに営業していて、以前は別の場所に2店舗ありましたが、現在は国道沿いのここに落ち着いたようです。「ラーメン・餃子深夜まで営業❗」とのことです。
私が訪ねたのは平日の11時過ぎだったので、先客はなしでした。カウンター席もあるのですが、テレビが見やすい小上がりに陣取ります。ちなみにこの日は女将さんの一人体制でした。
メニューはラーメンと餃子だけで、私は叔母の言うとおりに好好麺の大辛(850円)を注文しました。もちろん持ち帰りの焼餃子(500円)の2人前も忘れずに。
テレビを観ながら10分超待って到着です。チャーシュー2枚にネギ・ナルト・メンマ・ワカメが載った、いたってシンプルな味噌ラーメンのように見えます。大辛を選んだのにコレ辛いんですかね。スープ全然赤くないし。
スープはごくあっさりの昔風の味噌ベースに、豆板醤の風味がピリッと効いている程度に感じました。しかしこの木製のレンゲ、かつてドライブインなんかで流行ったような気がするけど、ゴツくて扱いに困るのよねー(後からネットの口コミを確認してみたら、このレンゲについては一部で酷評でした)
麺は中太で黄色く、コシは普通です。暖簾に札幌のさがみ屋製麺と書いてありました。モモ肉のチャーシューやメンマなどの具材もオーソドックスで、きっと開店以来変わらぬ味なんだろうな……と感じます。ただ、お店の中が暑かったこともあり後から辛味がじんわり効いてきて、食べ終える頃には大汗をかいてしまいました。
そういえば20年ほど前、テレビで北見の辛味噌ラーメンが密かなブームと放送されていて(確かどさんこワイドだった気がする)、その先駆けがこちらのお店だったとおぼろげに思い出しました。「北見で一番」ってのはいささか疑問が残るけど、この味が好きっていう方は昔からいらっしゃるのねー。
家に帰って焼餃子をレンチンしてると、染み出す肉汁と肉々しさに生姜のアクセントが効いており、これはご飯がススム君❗です。ファンがいるのもわかる気がしました。
いや、まいったね……
住所 北海道北見市中央三輪2丁目402
電話 0157ー36ー8539
定休日 不明