寒いわね~。
今回は湧別の味処こいけ鮨しに行ってみました。何、今度はお寿司?貴様、もはやラーメンブログであることを放棄したのではないか?との声も聞こえてきそうですが、今回はご容赦ください。自分の気持ちには正直でいたいんです。
平日の12時に訪ねると、先客はなしです。カウンターとテーブルに椅子付きの小上がりがあるお店は、キレイでゆったりとしています。優しい大将がすぐさまストーブを灯してくれました。
お昼の限定メニューがこちらです。もちろんお寿司を食べたい気持ちもありましたが、財布の中身と相談して今回はえび天丼(1,540円)の発注です。
待つこと10分、えび天丼の登場です。お吸い物と漬物付きです。
海老の天ぷらが5本(!)立体的に盛りつけられていて、他にはイカ、サツマイモ、カボチャ、海苔です。あと海老とは違う赤い物体、これは何でしょうかね。
プリっとした海老がサクッと揚がっていました。これが5本、さすが「えび天丼」を名乗るだけあります。甘くて濃厚なタレが絡みます。
赤い物体の正体は何とズワイガニでした。これ、ただの「えび天丼」じゃないやんか~。
お吸い物に手を付けてみると、今度は何とカキが入っとるやんか~。この天丼、「ズワイガニも入ってるえび天丼、しかもカキのお吸い物付き」に改名した方がいいのと違いまっか(これは「おさる」を「モンキッキー」に無理やり変えさせた細木数子よりもずっと説得力がありまっせ)。
実は私にノコノコついてきたツレが、ちゃっかりゆうべつ握り(2,000円)を頼んでいました。ホタテ、ソイ、シメサバ、ミズダコ、ボタンエビ、ズワイガニ、イクラ、カキの軍艦、玉子にマツカワとそのエンガワの11貫です。大将によればほとんどのネタは湧別で揚がったものらしいです。
肉厚のホタテに、脂がのったマツカワのエンガワ……見るからに旨そうじゃない。マツカワなんて高級魚、私は食べた事がないとです。私がおこぼれにあずかった玉子もこだわりの一品で美味しかったですよ。ツレもお寿司は何だか楽しいよ~、とご満悦だったですよ。
私が食べたえび天丼も非常に美味しかったのですが、ここに来たならやっぱりこのゆうべつ握りを食べるべきです。オホーツクの新鮮なネタをこのお値段で頂けるのは、決して大げさではなく感激ものです。
いや、まいったね……。
住所 北海道紋別郡湧別町中湧別南町615−2
電話 01586ー2ー3775
定休日 火曜日、第1・第3水曜日