とうとう7ヶ月続けることが出来ました。 これからもぼやくことになりそうです。

年を重ねるということは経験が豊富になる。
それが良い事か邪魔する事か。
そんな思いで、綴りたいと思います。

やっぱり日本はいい国

2010年06月30日 | 日記
やっぱり更なる奇跡は起こらなかった。W杯サッカーでの日本チーム、決勝リーグでパラグアイと対戦し試合は延長戦も含めて0-0でPK戦となり、惜しくも敗れた。

「惜しかった」、「がんばった」はいつも言うようにセルジオ越後さん(私が愛するサッカー解説者)のことばで言えば「どこのチームもがんばっているんだ」「惜しかったでも負けには違いない、勝たねば」となるだろう。


それは分かった上で本当によくがんばり、惜しい試合だった、と私も思う。

ある解説者が言っていたようにPKはじゃんけんと同じ、運も手伝うもの。失敗した選手を責められない、仲間もみんなそう思っていて彼を責めなかった。セルジオ越後さんも今回は同じ思いになってくれるだろう。

日本という国は本当にいい国、国民だ。今回のサッカー、オリンピックでの野球、フィギュアスケート、


バレーボール、柔道 等々 沢山のスポーツにおいて世界で活躍するもの(人)がある。時には非常に期待されて、優勝を狙える!、なんて字が躍ることもある。

ところがオリンピックでどこかの国のように必ず金メダルを20個、30個と取り、それが普通になってしまっている国ではないのが日本。

必死になって戦い、もがいてやっと上位に入賞することが出来た。時には思いがけず優勝というおまけがつくこともある。しかし初めから絶対だめということでもない。これが日本。

こんな風に必死にもがく姿が、感動を与え、見ている人に満足感を与える。これがいいのである。

いつも勝つので安心、いつもメダル50個取るので、慣れてしまった、これではこの日本の感動は味わえないだろう。


今回のパラグアイ戦、世界の予想はパラグアイの圧勝と見ていただろう。試合が終わってパラグアイが勝ち、テレビでパラグアイでの街の状況を映していた。その映像は日本と同じく、試合中は真剣に、心配そうに、
PK戦の時は祈る女性の姿も見られた。そして勝利の瞬間、街中が爆発したように歓喜に包まれていた。その姿は決して日本を見下ろしたり、侮っていた様子ではなかった。

日本のサッカーチームが、世界でその実力を認められたチームであったことに満足したひと時でした。

 

 


W杯サッカー中継の裏側で

2010年06月29日 | 日記
W杯サーカーはいよいよ決勝トーナメントで日本はパラグアイと対戦する。いくら一次リーグで日本が上昇気流に乗って勝ち進んだとはいえ、今回も強豪相手にやすやすと勝利を収めるのはハードルが高いものがある。勝てば本当に奇跡と言わざるを得ない。その試合が今から始まる。どうかその奇跡を起こしてくれ!
さて昨日の毎日新聞『余禄』を読まれて勝利で浮かれていた気持ちがシャキンとなった人もいるだろう。

『日本対カメルーン戦、中国中央テレビも中継していた。前半 本田選手が初のゴールを決める少し前、画面は松井選手とエヨング・エノー選手のつばぜり合いを追っていた。ややアップの選手の背後にスタンドの観衆も映っていた。突然中国中央テレビの画面が直前のプレーのビデオ映像に切り替わった。
実は松井選手の背後に映っていた女性が、青い旗を取り出してカメラに向けて振り出した。青字に白い太陽を染め抜いた台湾の旗。
中国と台湾はこのところ経済交流は進んでいるが、政治的なたてまえは厳しい。中国のテレビ画面に台湾の旗が映ってはいけない。放送局には画面を常に監視して、不都合があれば瞬時に画面を切り替えるプロがいる。
その日もボールに注意を奪われず、観客席を凝視し続けた。それが日本チームの応援旗ではなく、台湾の旗の一部だと即座に見抜いた。カメラの向きが変わると、何事も無かったように中継が続いた。
このことはインターネットで話題になり、台湾人観光のやったことと分かった。
あのサッカー中継の裏側で、中国では検閲のプロと、見破りの達人が火花を散らしていた。』と記されている。
スポーツは政治から離れて世界の人が喜びも悲しみも味わうことが出来るもの、とは言うが、その行間にはいろいろ生臭いことも含んでいることを知らされた。

今だから話そう 阪神タイガースを応援出来ない訳を!!

2010年06月28日 | 日記
私をタイガースのファンだと思っていただいている方々にこれ以上隠していられないのでお話します。
そう今から62,3年にもなりますか昔のことです。
当時サッカーはそんなにメジャーではなく、野球が最大のスポーツの状態でした。私も野球少年で、当時住んでいた地域を13地区に分けて小学生の野球大会が開かれていました。
私は3年生から出場し、4年生で3位、5年生で2位、6年生でキャップテン、4番打者で、ピッチャで優勝し最高殊勲選手になったことが自慢です。
当時プロ野球は球団が出来つつある時代で、人気は巨人軍とタイガースでした。巨人軍は川上哲治、青田昇、別所毅彦、大友工、スタルヒンといった選手が人気で、タイガースは藤村富美男、別当馨、等々の面々でした。

近くに風呂やさんがあり、私達はその下駄箱に番号に有った選手の名前を鉛筆で落書きしたものです。
10の下駄入れには藤村富美男、16番は川上哲司、25番は別当馨とか。風呂やさんもその落書きを消すことなくずーーとおいてありました。
そんなに野球が盛んだった時、甲子園に野球を見に行くのが夢でした。キャラメルの箱に書かれている点数を集めて50点で外野席に入れるのでした。少ない小遣いからそのキャラメルを買い、1年ぐらい掛かってやっと1回、近くの中学校のお兄ちゃんにつれられて甲子園に行きました。それがどんなにうれしかったことか。
ある年、シーズン前のせーリーグ大会(今のオープン戦ですが、同じリーグでトーナメント式に試合が行われる)を見に行った時のこと。試合は優勝戦で巨人軍とタイガースでした。はっきりとは覚えていませんが中盤まで巨人軍が5:0位で勝っていました。ところが終盤ひっくりかえされてタイガースが優勝したのです。
球場の外で選手が出てくるところには大勢の少年がサイン帖と鉛筆を持って、待っていました。私も同様で、子供の考えではありましたが、やっぱり勝ったチームのほうが気分がいいからサインしてくれるだろう、と考え、タイガースの選手入り口で待ちました。
出てきました!私がサイン帖を突き出した相手は有名なキャッチャの人(名前は伏せます)でした。「サインお願いします!」。次の瞬間その選手は相当の強さでサイン帖と鉛筆を手で払いのけました。サイン帖と鉛筆は向こうの方に飛んでいきました。
私は泣きそうになってそのサイン帖と鉛筆を拾いに走りました。

情けなくなって、「もう帰ろう」とお兄ちゃんに言いました。「巨人軍に行ってみよう」お兄ちゃんが言うので仕方なしについていきました。巨人軍のほうでも次々と選手が出てきました。私はあまり積極的ではなしに立っていました。その時黒い顔して何かを食べているのか一方の頬が膨らんでいて、むしゃむしゃ口を動かしながら大きなバッグを肩に掛けた選手が出てきました。
後ろにいた大人が「しっかりせなあかんやんか」と罵声を飛ばすとその選手「そんなこと云わんといて」と小さくつぶやき、下を見て、どうしようかと迷っている私のサイン帖を取り、鉛筆も取り、ササーと
サインをしてくれ、ぽかんとしている私ににこっと笑ってサイン帖を返し、前へ進み次の人にサインをしていました。あっけに取られてじっと立ち尽くしている私におにいちゃんが言いました「よかったなお前、川上選手にサインもらえて」でした。
このとき以来大阪に住みながらタイガースの応援をする気になれなくなったのです。

川上哲治選手の成績 
首位打者5回、本塁打王2回、最高殊勲選手3回、通算打率 0.313、2,351安打
61-74年まで監督 11回の日本シリーズ優勝  背番号16は巨人軍永久欠番

スイカが甘い!

2010年06月28日 | 日記
今年初めてスイカを食べた。子供の頃は夏のおやつはスイカと決まっていたぐらい食べた。
旬が夏休みと重なるので、よけいにスイカの印象が残っているのかもしれない。
私はスカイが大好きで、スイカを切ってみんなに分けるのを見て、一度は丸ごと、いや半分を独り占めにして食したいものと思ったりした。
昨今はどの果物や野菜も品種改良や栽培方法の変化で旬と言われる時期以外でも店頭やレストランで買ったり食したり出来るようになり、なんとなく季節風情がなくなってしまったことは残念。
旬がなくなったことと関係が有るのか無いのか分からないが、味が薄くなっているように思う。当然日照時間、気温等に出来は関係するのだろうが、近年食したスイカは総じて水っぽかった。
ところが今回食べたスイカ、予想に反して「甘い!」のだ。こりゃいける!と発してしまった。
近くのスーパーで買ったのだが、そんなに高くも無く、それでも甘いのである。
そう言えば、新聞でどこの産地だったか、「今年は6月以降平均気温が高めのため、品質が良い」と書かれていた。そのスイカに当たったのかな。
これならも少し大きいのを買っておけばよかった、けちな思いだったかな。

心配される大相撲の荒廃

2010年06月26日 | 日記
大相撲の賭博問題が日に日に広がっていく。当初協会内で対象者を処分しようとしたが、賭博をしていた者がどんどん増え、賭博もマージャン、花札そして野球賭博まで広がり、大関琴光喜が野球賭博に絡み恐喝される事件に発展、暴力団との関係も話しに上るようになって、外部有識者からなる特別調査委員会に実態調査を委ねざるを得なくなった。
力士はもとより床山、トレーナー、そして親方までもがどっぷり賭博に浸かっていた様子。
7月11日から始まる名古屋場所開催が危ぶまれ、懸賞金を出していたスポンサーが撤退することになり、NHKも中継中止を検討とも言われる。
国技として認められていた大相撲、相撲協会の管理能力の無さは今までにも言われてきたこと。各力士を抱え育てていくべき親方がその部屋の管理さえ出来ないのは、横綱朝青龍の破天荒な行動を戒めることも出来ずただうろたえていただけの親方を見ても然りだった。
国技として認められている相撲、その相撲協会は財団法人であり公益法人となっていて税制上の優遇処置を受けている。
理事会の役員制度、親方株問題、谷町制度、横綱大関を所有する部屋が大きな顔が出来る、関取を多く抱えている部屋が発言権もある等々あらゆる問題を抱えていると思われるので、修正や手直しだけではどうにもなるまい。この際一度解散したらどうだろう。
新たに「こうでなくてはならない」という相撲組織を作っておく。そして新しい組織に希望者を新登録させる。
当然のこと、新しい組織作りが大変で、これもオープンで論議してもらいたい。
こんな構想、誰もが失笑するだろうがそれだけの大きな問題であることは確かではないか。


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