今日、キム・レウォンさんの写真展に行ってきた。
小さい規模で行われていて、これから行われる大きな写真展の前宣のようなものだった。
カメラマンさんとかきていて、結構アットホームだった。
そんな環境で、私の目に付いたのは、スタッフからのメッセージ。
多くの写真を撮るときに、沢山のファンに写真を公開することを約束したので、
それを守るために、これから多くの機会を設けて、写真を公開していくとのことだった。
沢山のファンに見せるために、撮影された写真。私の心に響いた。
彼とファンとの関係には、芸能人とファンとの線がしっかり引かれているように思える。
でも、そんな関係の状態で、ファンのためと言って撮影を受ける。
芸能人とファンと言うしっかりした距離感があるのに、ファンには、彼の想いがしっかり届く状況。
今回の写真展は、日本の企業が企画し、日本人のスタッフが加わって行われている。
彼とファンとの関係。
日本に受け入れられている彼の存在。
とても理想的で、とてもうらやましいと思った。
RAINのファンになって感じること。
彼は韓国の中でも、トップクラスの芸能人だ。海外では韓国の顔となっている男だ。
でも、彼は芸能人とファンと言った距離感を感じさせない。
本来だったら、生の彼を目にすることさえ、難しいほどの位置にいる男なのに。
不思議と、近さを感じる。
その近さを、どのような言葉で表現すればいいのか分からないが、
その近さが、ファンを虜にしているのだと思う。
そして、その近さが、私達を苦しめているのだと思った。
彼に愛される女になれるわけがないのに、彼を求めずにはられない。
あたかも、その辺に居る男を愛しているかのような錯覚をおこしてしまうのだ。
頑張って、彼のスケジュールを追いかければ、生の彼に会える。
運が良ければ、微笑んでもらえる。
そして、どんでもなく、いや、かなりの幸運が訪れると、素顔の彼に遭遇することが出来るのだ。
韓国の街をぶらりと歩いていたところ、目の前にチョン・ジフンが現れるのだ。
ご飯を食べるために入ったお店に、チョン・ジフンが現れるのだ。
あたかも、その辺に居る若いお兄ちゃんのように現れるのだ。
いや~~~これはかなりの凄さだと思う。
日本では絶対ないな!!
それだけ、韓国のファンが彼のプライベートな時間を尊重してくれているのだと思うし。
それだけ、RAIN自信が、自分が芸能人だからという驕りを持っていないからなのだと思う。
日本で打ち上げをする時もそうだ。
ファンが飲み会をしている店になど、普通は来ないだろう。
でも、彼は気に入っているお店だからと、飲みにくるのだ。
もっと凄いのは、エレベータ遭遇説だ。
これは結構、耳にする、
エレベータを待っていたら、彼が降りて来た。
自分が乗っていたエレベータに彼が乗って来た。
普通ありえないだろう!
でも、実際にあるのだ。
そんな要因が、彼との距離の近さを感じさせてしまうのだろう。
一定の距離を保ちながら、ファンとしての愛を受けることが幸せなのか。
距離の近さを感じながらも、苦しむことが幸せなのか。
どちらが、本当の幸せなのだろうか・・・
彼に会えないことの悲しさに泣き苦しむ日々。
眠れない夜を何度も向かえ、それでも、彼から離れられない。
まるで、一生に一度の男を愛したかのようではないか。
でも、彼は芸能人だ。
どんなことがあっても、絶対に彼の横には立てない。
これこそが、まさに最上の愛ではないだろうか。
そして、そんな日本のファンが悲しく思うことは、
RAINが日本に受け入れられていないことだ。
今、彼はアジアの各国で、凄い人気なのだ。
なのに、アジアの中の日本では、ありえないくらい認知度が低い。
韓流ファンであれば、ある程度は彼を知っていると思う。
でも、他の日本人達は、まったくと言っていいほど彼を知らない。
ファンが多いのに、受け入れない国。
まったく不思議な状況だ。
彼がTVに出演すれば、必ず高主張率になるのに、
今、日本の地上波で彼を見ることは出来ない。
某芸能事務所の影響とも言われているが、
彼が、ギャラの高い海外芸能人だからだと言う説もある。
確かに、既に出来上がっていて、ギャラの高い芸能人を使うには、
それなりの人気が無ければ難しいといわれれば、そうだが、
じゃあ、どのくらいまでビックになれば、高いギャラでも納得して使ってくれるのだと言うのだ。
会えそうで会えない。近くに居るようで、遠い人。
追いかけずには居られない状況が、沢山そろっているよね。
それにしても、えらいのはファン達だ。
本来なら生ジフニに会ったら、絶叫ものなのに、皆、全ての想いを飲み込み。
心の中で、絶叫しているのだから。
ま、だからこそ、彼も、チョン・ジフンとして生活をすることが出来るのだと思う。
そういえば、写真展で、展示からはずされた写真を見ていて、
「普段の彼ぽくっていいですね。」と言ったら。
「本当の彼は、今飾られている写真のほうが近いですよ。」と言われた。
確かに、子供と接している写真は、そのような気もするが、
他の写真からは、彼の素顔を感じさせるものは無かった。
私の疑問に答えるかのように
「彼は、あのような笑顔の持ち主だったので、笑っていなければならなかった。
でも、これからは、無理に笑っている自分ではなく、本当の自分を見せていきたい。
そういった想いで、自分の進化を写真で表現しているのだ。」との説明が添えられた。
ふとジフニの笑顔が過ぎった。
ジフニもRAINとして、芸能人として、無理に微笑んでいるのだろうか・・・
確かに、TV用に微笑んでいることはある。
でも、心から笑っていると思える笑顔もある。
あまりにも距離感を感じないから、RAINが無理して微笑んでいるなどと考えたことが無かった。
嫌だな~RAINが無理して、嘘の微笑みを浮かべていたら・・・
そう思った。
無理に笑顔を作ってくれるより、本当に嬉しい時や、楽しいとき、幸せな時に笑顔で居てほしい。
彼がやりたいことが出来て、苦労しただけの幸せを感じられるような、そんな人生が送れることを願う。