熱中症にご注意を！

こんにちは

レディース鍼灸さいとう中野　です

今年も早いものでお盆の季節です


当院は

8月13日(日)～16日（水）まで
休診させていただきます

17日(木)から通常診療いたします

ご迷惑をおかけしますが

よろしくお願いいたします


ここ数日は

35度を超える猛暑になったかと思えば

次の日には肌寒い日になったりと

気候がとても不安定ですね

突然の猛暑日にはさらに

熱中症に気を付けなければいけません

9日の猛暑日には

熱中症の疑いで１２２人が搬送されたということです


人間の身体は

平常時は気温が上がっても

発汗したり皮膚温が上昇することで

熱が外に逃げる仕組みになっており

体温調節が自然と行われます

しかし最近は

屋外と室内の気温差が大きく

身体が暑さに適応しきれない場合があります

とくに普段から空調の効いた場所に長時間いる人は

体温調節の機能が弱くなってしまい

汗をかきにくくなっています

そうなると身体の中に

熱がこもったままになってしまい

熱中症になりやすくなります

また

暑いと摂りたくなる

冷たいものやアルコール類は

胃腸に負担をかけるため

よけいに熱を発散できなくなってしまいます


熱中症は

軽くてもその後しばらく頭がクラクラしたり

重度になると後遺症が残る場合もあります


熱中症予防として

・涼しい服装
・水分、塩分補給
・帽子や日傘などで暑さを避ける
・食事や睡眠を適度にとる

に気を付けましょう

さらにもう一つの熱中症予防として

鍼灸治療も取り入れてみてください

熱中症は

二日酔いだったり

寝不足・疲労がたまっている　など

その日の体調も影響します

今回は身体の疲れをとり

胃腸の働きを整える

「足三里」

を紹介します




膝を直角に曲げ

手の親指と人差し指の間を広げ

膝のお皿の上端に親指を当てます

下に向かって伸ばした中指の先が当たる

すねの外側のところが

足三里になります


足三里は

俳人　松尾芭蕉もよくお灸し

奥の細道を旅したといわれ

立ち仕事などの足の疲れやむくみ

胃腸の状態が良くない人などに

効果的です

足がつったときにもよく使われるので

熱中症の段階のひとつ

「熱ケイレン」が起きているときにも

足三里にお灸をしたり押してみてください

今年も残暑は厳しいようです

ツボを上手に使って

夏を乗り切りましょう

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