リーゼント矢板(やいた)の【学ラン22年組】

リーゼント・学ラン・モノづくりのブログ

学ラン・コレクション(8)〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント5日目〜

2021-01-11 | 学ラン
こんにちは。

リーゼント・学ラン歴19年(2020年現在)リーゼント矢板(やいた)です。


2020年10月末の銀座の長谷川画廊でのグループ展『GINZA EXHIBIT』日替わりでリーゼントと学ランを変えようと思いう企画のブログ。最終日の5日目の学ランです。


とりあえず日替わり学ランシリーズは今回で終了ですが、学ラン紹介自体は続けていきますので、今後もお付き合い下さい。

〜銀座グループ展記念・日替り学ラン&リーゼント5日目〜

今回の学ランもお気に入りの一着です。


〈着丈〉115cm
〈襟高〉8cm
〈前ボタン〉6個(2列ダブルボタン)
〈袖ボタン〉5個
〈裏地〉レッド・総裏仕様
〈肩幅〉46cm
〈袖丈〉59cm
〈その他〉ダブルボタン・フロントダブル・ベルトループ(男塾仕様)

今回も特殊な学ランです。
というか、パッと見は学ランとは思われないかも知れません。

しかし、80年代の少年ジャンプの愛読者の脳内の片隅には記憶に刷り込まれているはず。

そう、これが宮下あきら著『魁!!男塾』仕様の学ランであ〜る!

言わずと知れたこの『男塾』という作品は日本全国の荒くれ者達が集い、将来の日本を背負っていく人物を育成すべく、あらゆる試練に立ち向かっていく私塾での物語。

『男塾名物』『民明書房』『知っているのか雷電』『なんだか悪い予感がしてきたのぅ』『わしが男塾塾長 江田島平八であ〜る』などなど、のちのジャンプ作品に影響を与えるたり、与えなかったりする名言・名場面を多く残した作品です。
 
 ⬆️実写映画化もされています。
 


この男塾学ランは、いわゆる80年代ジャンプの不良モノの基本である長ランの特徴、ハイカラー・ロング丈に加え、『ダブルボタン』『ベルトループ付き』というのがキモであります。



このデザインは「三島由紀夫の着用していた軍服あたりからヒントを得ていたんじゃないかなぁ」と、のちにインタビューで宮下あきら氏が語っておりました。
もともと学生服自体が軍服のデザインから作られてはいましたが、ダブルボタンの軍服からの着想というのがまたカッコ良く、新鮮でした。



また、ベルトを締めることで、砂時計型のシルエットになり、スケバンのショート丈セーラと、ロングスカートのシルエットとのように、立ち姿がとても美しいです。



友達から貸してもらった男塾にどっぷりハマった小学生の私は、純粋であるが故に、こんなタイプも学生服もあるモノだと信じて、その後探しまくっていました。

その後、2004年に学ラン・リーゼントのバンド氣志團のステージ衣装に魁!!男塾タイプの学ランが登場!(その後2013年にもリニューアル版を作製)



氣志團の衣装の再現度は非常にレベルが高く、2014年に氣志團万博というフェスで、この本物の衣装を着用できるチャンスがあったので、その作りの隅々まで目に焼きつけました(いつかオーダーメイドで作ってもらう時のために)。

↑氣志團の実際の衣装。本物は生地をふんだんに使用し、深めにタックの入った贅沢な作りでした。

そして今回紹介しているこの学ランは、この氣志團の衣装を模して学ランメーカーが受注販売しているのを発見して購入。受注のため、氣志團仕様で入っていた赤いラインはあえて付けないでオーダーしました。
実物の氣志團の衣装に比べると、細かいディティールで作り込みの甘い部分はあるものの、非常に満足度の高い買い物ができました。
(そして、比べてみて改めて、氣志團のステージ衣装の学ランへに対するこだわりの強さを感じました。)

いつかオーダーメイドする際の非常に良い参考になりました。


着用イメージ


ということで、銀座での日替り学ランの紹介シリーズ終了です。
(お疲れ様、オレッ!)

サクッとライトな内容で更新できれば良いのでしょうが、1つ1つに思い入れも強いので、更新に時間がかかってしまいましてた。

今後も学ラン紹介のブログと共に、『サクッと更新』を意識して、

・オリジナルグッズ紹介
・イベント情報
・グッズや作品の制作進行 など

更新していこうと思いますので、今後とも夜露死苦お願いいたします。


⚡️夜露死苦⚡️
 
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