買い物のため自転車を走らせていたらふと耳が冷たいことに気がついた。
そろそろ毛糸の帽子にしたほうが良いかも知れない。
もうそんな季節なのだ。
冬以外はツバのついた帽子を被っている。
今年は安いものを見つけたので喜んで被っていた。
するとしばらくして汗で色落ちしてしまい迷彩柄の帽子になった。
いくら安いとはいえ、今時そんなことがあるだろうかと驚いた。
形が崩れているわけでもなく色落ち以外は問題ないので被っていたが、あまり体裁の良いものではない。
来年は買い替えようか。
これぞ「安物買いの銭失い」の典型パターンだ。
買い替えると言っても市販されている帽子のほとんどはサイズが合わない。
値段ばかりではなくサイズにも気を遣わなくてはならないのだ。
こう言う事があると「一般的」ではない規格であることを否が応でも自覚させられる。
靴にはサイズに幅があるのに帽子にないのは何故なんだろう。
量産できないサイズは安くすることが難しいのかも知れない。
高い山には雪が降り、近隣の山も紅葉の季節を過ぎて山頂近くから麓に向けて葉を落とし始めている。