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さて本日も、悩みの総合商社・Sさんのお話をいたしましょう。
いろいろお話を伺っていると、Sさんのメールのやり方にも問題があることが分かってきました。
Sさんは言います。
「最初はいいんです。でも、次にいつ会うかやり取りしているうちに、いつの間にか相手からメールがこなくなってそのままになってしまうんです」
やり取りをしているうちに、いつの間にかメールがこなくなる理由
それを知りたくて、Sさんに差し支えの無い範囲で実際にやりとりしたメールを見せていただくことにしました。
なるほど。
Sさんのメールは、長い。
とにかく長いのです。
ケータイメールであんなに長くては、相手の設定によっては途中で切れてしまうのではないでしょうか。
段落もあまりつけず、ただだらだらと長い長い文章が続くようなメールは、パソコンでも最後まで読まれる確率がぐっと減ります。
ですから広告メールなどは人を飽きさせないように、写真やキャッチコピーなどを巧みに配して何とか最後まで読ませようとしているのです。
なぜメールをするのか。
今度のデートの約束なら、電話という手もあります。
相手を思いやって、相手の時間に無理に割り込まないようにと思っているから、メールにするのでしょう。
それならちゃんと、最後まで読まれる工夫くらいは最低限するべきです。
また無意味に長過ぎるのもクセもの。
Sさんには、ツイッターほどまとめなくてもいいけれど、もう少し文章をまとめて、簡潔に伝える練習をした方がいいとアドバイスいたしました。
読まれなければメールなんて、ただのパケ代のムダですもの。
それとSさん。
お行儀がいいといえばいいのかもしれませんが、メールでも「自分が出したら、次は相手が出す番」という自分ルールを強く守っているのです。
なので、「次は相手の番だから」となったら、どんなに期日が迫ろうと、こちらからメールをすることをしません。
それは厳守する必要のないルールですね。
恋愛に限らず、臨機応変はとても大事なこと。
どっちの番とかそういうのは原則でいいじゃないですか。
自分が会いたいと思う気持ちに正直に、メールする。
ただし、簡潔にまとめて。
具体例は、田辺まりこにご相談ください。