こんにちは！ 齋藤です。😄
脱毛サロンを運営しながら、美容に関する情報はもちろん、元気になるための日常の話しや癒される言葉・場所などの発信しています。
トーマス・ゴードン博士のコミュニケーション方法のついての第四弾！
自己の学びとして、書いています。
トーマス・ゴードン博士はコミュニケーションを妨げる障害として「12のロードブロック」という、12の障害を指し示しています。
これは、相手との対話や問題解決を困難にしがちな行動や反応のことです。
▲こんな本もあるんですよ
その「12のロードブロック」を分かりやすく説明したいと思います。
「12のロードブロック」
- 命令する
- 警告する
- 道を説く
- アドバイスをする
- 論理を使う
- 批判をする
- 称賛する
- レッテルを貼る
- 分析する
- 安心させる
- 質問する
- 回避する
なんのこっちゃ～🤔って思いますよね。
ということで、【例題】を交えながら１つ１つ確認のしてみましょう。
人とコミュニケーションをとる時、良かれと思ってよく言ってしまう言葉が、実は相手の行動を止めることになってしまったり、もしくは反発する気持ちにさせてしまったりなんてことがあります。
1. 命令する
相手に何をすべきか指示することです。
- 例1：「今すぐ部屋を片付けなさい！」
- 例2：「もっと勉強しなさい！」
命令すると、相手の自主性や自尊心を傷つることになります。命令された人は、自分の意見や感情が無視されていると感じ、反発や抵抗を招くことがあります。
2. 警告する
相手に恐怖や不安を与えるようなことを言うことです。
- 例1：「そんなことをすると、後で後悔するよ！」
- 例2：「もし宿題をやらなかったら、成績が落ちるよ！」
警告することで、相手に不安や恐怖を与えてしまいます。これにより、相手は防衛的になり、オープンなコミュニケーションが難しくなります。
3. 説教する
道徳的な観点から相手を非難することです。
- 例1：「嘘をつくのは良くないことだ。」
- 例2：「約束を守らないのは、人としてどうかと思うよ。」
説教は、相手に非難や批判と感じさせてしまいます。相手は罪悪感を感じたり、防御的になったりして、本音を話すことが難しくなります。
4. 助言する
相手の問題に対して自分の解決策を押し付けることです。
- 例1：「もっと計画的に行動した方がいいよ。」
- 例2：「友達ともっと話すようにすればいいのに。」
助言は、相手にとっては押し付けがましく感じられ、自分の問題を自分で解決する力を奪われたと感じることがあります。これにより、相手の自主性や自己効力感が低下します。
5. 説得する
相手を自分の意見に従わせようとすることです。
- 例1：「その考えは間違っているから、こうするべきだ。」
- 例2：「君のやり方より、僕のやり方の方が絶対にうまくいく。」
説得は、相手を自分の意見に従わせようとする行為であり、相手の意見や感情を軽視することになります。相手は理解されていないと感じ、コミュニケーションが閉ざされます。
6. 評価する
相手の行動や意見を批判することです。
- 例1：「そんなことを言うなんて、君はわがままだ。」
- 例2：「こんな簡単なことができないなんて、だらしないね。」
評価は、相手を批判したり判断したりする行為です。相手は評価を恐れ、本音を話すことを避けるようになります。
7. 賞賛する
表面的な褒め言葉で相手を操ろうとすることです。
- 例1：「君は本当に賢いね。でも、もっと努力が必要だよ。」
- 例2：「素晴らしいアイデアだね。でも、現実的じゃないよ。」
賞賛は、一見ポジティブに見えますが、表面的な褒め言葉は相手にとって操られていると感じることがあります。真摯なコミュニケーションを妨げる可能性があります。
8. 侮辱する
相手の自尊心を傷つける言葉を使うことです。
- 例1：「君は本当に怠け者だ。」
- 例2：「そんなこともできないなんて、バカみたいだ。」
侮辱は、相手の自尊心を深く傷つけます。これにより、信頼関係が崩れ、相手は防衛的になり、対話が困難になります。
9. 解釈する
相手の動機や感情を分析しようとすることです。
- 例1：「君がそう言うのは、きっと注目を浴びたいからだろう。」
- 例2：「君が怒っているのは、最近ストレスが溜まっているからだよね。」
解釈は、相手の感情や動機を勝手に分析する行為です。相手は理解されていないと感じ、不信感を抱くことがあります。
10. 同情する
相手の気持ちを軽視して、無条件に同意することです。
- 例1：「そんなことで悩む必要はないよ。」
- 例2：「大丈夫だよ、みんな同じような経験をしているんだから。」
同情は、相手の感情を軽視し、無条件に同意することです。相手は自分の問題が真剣に受け止められていないと感じることがあります。
11. 質問する
相手を尋問するように質問を浴びせることです。
- 例1：「なぜそんなことをしたの？」
- 例2：「いつからそんな風に考えるようになったの？」
質問攻めは、相手に圧力を感じさせ、防御的になる原因になります。相手は尋問されていると感じ、本音を話しづらくなります。
12. 回避する
相手の問題を軽視し、話題をそらすことです。
- 例1：「まあ、それはさておき、今日の天気はどう？」
- 例2：「その話は後にして、今度の旅行の話をしよう。」
話題を回避することは、相手の問題を軽視されたと感じてしまいます。相手は自分の問題が重要視されていないと感じ、信頼関係が損なわれます。
それぞれ、言ってしまっている時はありませんか？
これらのロードブロックを避けることで、相手の気持ちを尊重し、よりオープンで信頼できるコミュニケーションが可能になります。
相手の話をしっかりと聞き、共感を示すことで、関係を深めることができるのだそうですよ。
いかがでしたでしょうか。
難しさもあると思いますが、トーマス・ゴードン博士のアプローチ方法をを理解することで、より良い対話ができるようになり関係を深める助けとなります。
皆さんもコミュニケーションでぜひ意識してみてください！
今回もなんのこっちゃ～のブログでした～🤣🤣🤣
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