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被災地への旅(2):石巻~南三陸~気仙沼~陸前高田~久慈

2014年08月19日 | いろいろ
町によって復興や賑わいの差が大きいのが現状と感じました。

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津波被災地の多くでは地震後に地盤沈下が起こりました。
被災地跡には原則として家屋の新築は出来なくなっています。


防潮堤を作り土地のかさ上げをしているところが多いです。


気仙沼。港湾施設は甚大な被害を受け、大規模な火災まで発生しました。

施設の復旧が進み、活気ももどりつつあるそうです。

陸前高田。
かつては海岸に沿って美しい松林が広がっていましたが、津波被災。
1本だけ流されず残った松は「奇跡の一本松」として有名になりました。

この松はその後枯死し、現在は保存処理が施されモニュメントとして残されています。

陸前高田の町跡は一面の空き地。ここにある巨大な施設にビックリ!

はるか頭上に延々と続く銀色のパイプ群、これは何?

その先端は山肌を削るブルドーザー。採取された土砂をベルトコンベアーで運び、地域全体をかさ上げする施設。

銀色パイプの中をベルトコンベアーが動いていました。

陸前高田は「奇跡の一本松」を見にくる観光客で大賑わいでした。
「一本松クッキー」とか饅頭とかといったお土産も人気のよう。
私のお勧めは、地元のお醤油屋さんが作っているソフトクリームです。

観光客で賑わう陸前高田、一方でほとんど人影を見ない他の町。その差は大きいです。

しかしどの町でも「観光客が来てくれるのがありがたい」と地元の方々が仰っていました。
みなさんもぜひ三陸を訪れてみて下さい。

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