被災地への旅（１）：石巻～南三陸～気仙沼～陸前高田～久慈

心が痛む、でもちゃんと見なければ。

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８月11日、石巻へ入りました。
ここは震災１週間後にボランティアで入った町。

津波被災地は一面の草原。その角々には花束とお線香が。


宮城県女川町。
ここは入り江が複雑な地形を作り、一つ一つの入り江が20ｍ近い津波を受け集落がのみ込まれました。

65軒あった集落で、唯一残った家に暮らす老夫婦。

「ウチ以外みんな流され、大勢の人々が亡くなってしまった‥‥」
黙々とホヤの殻取りをされていました。

宮城県南三陸町。
最後まで避難を呼びかけた若い女性のアナウンスは、日本国民を涙させました。

本当にありがとう。私たちはあなたを忘れません。


海岸の防潮堤も壊れたまま。
ここ南三陸は、（見て歩いた私の印象では）最も復旧にほど遠い地区のひとつではないでしょうか。
町は一面の更地＆草原、です。

しかし、その一角で茨城県つくば市からやってきた高校野球部のボランティアが活動中でした。

田んぼに堆積した礫（石ころ）を取り除いていました。
これが終われば稲作ができるそうです。

社会福祉協議会の方が
「南三陸は最も被害が深刻で復興から遠いのです」
とおっしゃっていました。

冒頭の写真は南三陸町の海で撮影したものです。
お盆ということもあり、町全体はお線香の香りに包まれていました。‥合掌‥

（明日に続きます）

震災直後にボランティアに行ったときの記録。読んでいただければ嬉しいです、感謝！

報告１

報告２

報告３

他にもアップした記事はいろいろありますので、読んでくだされば嬉しいです。