ブナの中庭で

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町を囲い込む(?)巨大防潮堤

2014年08月20日 | 環境問題
三陸沿岸各地で目にした風景。

***

三陸地方は過去から繰り返し津波被害を受けてきた地域。
海岸沿いに防潮堤が作られてきました。


しかしその多くが今回の震災で壊れたり、その上を津波が乗り越えてきたりしたため、現在防潮堤の再建やかさ上げを行っています。


白色の部分が、今回かさ上げしたもの。

横に立つと圧倒的な威圧感です。
集落からは海が全く見えません。

安全を考えれば巨大で高ければ高いほど、良いのでしょうが‥‥。

一方、「緑の防潮堤」を作る試みされています。
私の個人的な好みは、緑の方だなぁ~



2 コメント

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Unknown (週末山紀行)
2014-08-20 23:53:50
地元の方の意見が反映された結果なら納得しますが、
本当にこれが最善策だったのか?と思えてしまいました…。
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週末山紀行さんへ (Repu)
2014-08-21 07:34:34
現地でお聞きした話ですが、震災直後に復興計画を立てた時、津波への恐怖心が強くはたらき、地元の方々は高い防潮堤を希望されたそうです。(そのお気持ちはよくわかります。)
しかしその後、時間が経過し、現在では集落から海が見えないことに対して不安(不満?)が出ているそうです。
もっともこれは、私が伺った数人の方のお話しです。でもなるほどなぁ、と思いました。
高い高い防潮堤の威圧感、横に行ってみて実感しました。
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