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ベトナム・ハロン湾の水質汚染と「せっけん運動」

2015年02月10日 | 環境問題
世界自然遺産に登録されているハロン湾、近年水質は悪化の一途。しかし日本の国際協力で汚染が解消されつつあります。

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世界自然遺産登録地、ベトナムのハロン湾。
1500平方kmもの広大な湾内には3千を超える島々や奇岩があり、「海の桂林」とも称される景勝地です。

しかし近年、水質汚濁が深刻化してきました。
ユネスコから「このまま汚染が続けば世界遺産の登録を抹消する」と警告されたほど。

問題解決に協力したのは、日本。
ODAとしてJICA(国際協力機構)事業として、滋賀県の産学官連携によるプロジェクトが取り組みました。


滋賀県が琵琶湖の汚染解決での経験を活かし、
・リンを含む合成洗剤の使用をやめ粉せっけんへ切り替える
・アクリルたわしを用いてせっけんの使用量も減らす
・生ゴミはぼかしコンポストを用いて処理する

などの方法が功を奏し、水質も大幅に改善されてきました。

日本の環境技術や取り組み、今後ももっともっと世界貢献できそうですね!



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