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室戸ジオパーク

2013年01月04日 | 地質・地形・地球科学
高知県室戸岬は世界ジオパーク(世界地質遺産)に登録されています。
日本でジオパークに認定されているのは5地域、洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸です。
詳細は日本ジオパークネットワークのサイトをぜひご覧くださいね。

まずは「室戸ジオパークインフォメーションセンター」を訪れて地図やパンフレットを入手しましょう。
持ち時間に応じておススメの見学コースも教えていただけますよ。

(センターは2か所あり、この写真は室戸岬にあるもの)

さて室戸岬周辺では、『シマシマの地層』が見られます。


これは今から約3700万年前、深さ4千メートルの深海底で堆積した泥と砂の地層です。
その後、プレート運動により陸側プレートに付け加わり隆起した結果、深海堆積物を海岸で見ることができるのです。

完璧なシマシマ!


室戸岬周辺では広く、この地層を見ることができます。

深海4千メートルから隆起したとは、実に激しい地殻変動が続いた(現在も進行中)証拠。
そしてこの地殻変動(プレートの沈み込み)が、近々起こる南海地震、東南海地震、東海地震、の原因でもあるのです。

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