ブナの中庭で

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輪島もんぜん市民風車、6月の発電量

2010年07月08日 | 市民風車・市民発電所
6月の発電量は、223,997kWh。
1世帯1ヶ月あたりの平均電力消費量は300kWhなので、6月の発電量は
  223,997÷300=746.7
約747世帯分の電力に相当します。凄いナァ~

二酸化炭素排出係数は0.378kgCO2/kWh なので
  223,997×0.378=84,671(kgCO2)

6月1ヶ月間で、CO2を84トンも削減することになりました!
体積になおすと、43,105立方m!

ちなみに、化石燃料各種発電方式の二酸化炭素排出係数は以下の通りです。
  石炭火力 0.887kg-CO2/kWh
  石油火力 0.704kg-CO2/kWh
  LNG火力  0.478kg-CO2/kWh
  
石炭火力はコストが安いのですが、二酸化炭素を凄く排出するんですねぇ‥‥。
 
ところで輪島もんぜん市民風車が建っている能登半島、春~夏の風況はあまりよくありません。
風が吹く秋~冬は、グンと発電量が増えると期待されます。ガンバレ「輪もん」!

輪島もんぜん市民風車を応援してくださっているみなさん、ありがとうございます。

2 コメント

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自然エネルギーは素敵です。 (Nekton)
2010-07-12 22:59:21
風力発電は全国的に増えてきましたね。
1基約740世帯の電力というのは平均的な数字なんですか。
九州電力のCMで同じ位の数字が出ていたような気がしました。
子供の頃に見て新鮮な感じを受けた、風力、太陽、潮汐、地熱のエネルギーは使い方によって採算が取れる利用が可能なのではと思います。
水力でも用水等で、マイクロ水力発電ができますね。小さな集落の街灯などへの利用は可能では。
地熱が最も安定してると思いますが、温泉との共存という課題がありますよね。
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風力発電のチカラ (Repu)
2010-07-13 05:40:38
本文中に書いたように6月は1基で747世帯分でしたが、6月の能登は風が弱いです。秋~冬は風況が良いので、1年間をトータルすると1000世帯分ぐらいにはなると計算しています。

風力発電の発電量は、①発電機の性能(高さ、羽根の直径など)と②建設場所、により大きく違ってきます。②については北海道の北部~北西部がバツグンに良いようです。2年前に北海道の苫前~稚内を訪れた際、真夏でも素晴らしく回っている風車をみて、感激しました。

マイクロ水力と地熱はこれからです!
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