原始の生活スタイルを守るコギー族

コロンビアには多数の先住民族が生活し、そのひとつ、コギー族。
北部、コロンビア最高峰サンタマルタ山の山麓、熱帯林の中で暮らしています。

私は５日間だけですが、コギーの人たちの村で過ごしたことがあります。
柱を立て屋根を葉っぱで葺いただけの家。床は土間のままです。
森で撃ってきた野生動物や焼畑で耕作した豆、芋類を、薪で調理します。



夜は柱の間にハンモックを吊って寝ました。
夜中、森から降りてきた動物がうろうろ歩き回る気配に、とても怖い思いをしました。でももちろんコギーの人たちはぐっすり。(^^ゞ

昼は熱帯林を歩いたり、子どもたちと遊んだり、川で水浴びをしたり。
でも私のスペイン語は全く通じません。彼らが話すのはコギー語。
子どもたちがキレイな緑色の葉っぱをクチャクチャ噛んでおり、私ももらって噛みました。コカでした。（これを非合法的に濃縮精製するとコカイン）

今回写真で紹介した人たちが暮らす村まで、ジープで入れる最終地点からジャングルの中を歩いて２日間です。
電気もテレビも、「現代文明」と呼ばれるものは全くありませんでした。

聞くところによると、今もずっと伝統的な生活スタイルを続けているそうです。
究極の「持続可能な社会」、ＣＯ2排出量も極めて少なそう。