エコロジカル・フットプリント Ecological footprint

エコロジカル・フットプリントを直訳すれば、「地球の自然生態系を踏みつけた足跡」。
人間活動により消費される資源量を評価するひとつの方法。

人間１人が生活するために必要な以下の土地面積を合計した値として計算されます。

１）食料生産に必要な土地面積
２）建築物、道路などに使われる土地面積
３）化石燃料を使用して排出される二酸化炭素を吸収するのに必要な森林面積

美味しいものをいっぱい食べ、車に乗り、いっぱい資源を使えば使うほど、値が大きくなります。
単位は「グローバルヘクタール（gha)」が使われ、日本のエコロジカル・フットプリントは１人当たり4.1gha。全世界の人々が日本人と同じ生活をしたら、なんと地球2.3個分も必要です。

ちなみに国別の１人当たりのフットプリントで最大なのは、ＵＡＥ（アラブ首長国連邦）の10.8gha、２位はアメリカの9.8gha。以下、カナダ、クゥエート、オーストラリアと続きます。一方最少は、マラウィとモザンビークの0.7gha。

エコロジカル・フットプリントが地球１個分におさまらないと、持続可能な生活ではないということ。つまり私たち日本人は、今の2.3分の１の生活をしないと‥‥。