ブナの中庭で

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「女性を活用する国、しない国」(竹信 三恵子 著)-その(1)

2011年01月20日 | いろいろな本
「女は恵まれるようになった」「日本ではむしろ優遇されている」
なんて言わないで下さい。

現実をデータで見つめると、世界の中での日本、女性の地位は極めて低いままなのです。

「ジェンダー・エンパワーメント指数ランキング」(国連が発表)
 日本:109カ国中の57位
 *女性の国会議員比率や管理職と専門技術職比率、男女の所得比率などを指数として算出

「世界ジェンダー格差指数ランキング」(世界経済フォーラムが発表)
 日本:134カ国中の101位
 *政治家比率、所得格差、高等教育を受ける割合などを指数として算出

「女性議員比率ランキング」(列国議会同盟が発表)
 日本:186カ国中の92位

「女性取締役比率ランキング」(CWDIが発表)
 日本:35カ国中の31位

以上の他にも日本での女性の地位の低さを示す指数、軒並み下位レベル。
しかもほぼ全ての指数で年々順位は下落しています。

なぜでしょうか?
ひとつの原因としては、国会議員など法律を決める立場に女性が少ないため、法整備が大幅に遅れていること。

日本とは逆に、ほとんどの指数でランキング上位に位置するスウェーデン。
ここでは「国家が生き延びるための現実策」として男女平等が導入されたそうです。

どのようにして打ち破っていったのか??

(明日に続く)

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