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コンビニの深夜営業規制に、賛成?反対?

2008年09月26日 | 地球温暖化・地球高温化
門川大作京都市長が、コンビニの深夜営業を規制する京都市条例を制定するとの姿勢を明らかにして、この議論が一気に活発化しています。
深夜営業の規制を進める立場の意見と、それに反論している日本フランチャイズチェーン協会(コンビニのまとめ役)の反論を整理してみました。

深夜営業規制推進論)
コンビニが深夜営業をやめれば地球温暖化対策になる。全国4万2千店舗のうち94%が24時間営業で煌々と電灯をつけているのは、大変なエネルギー消費である。

コンビニ側反論)
渋滞が無く来客が少ない深夜に配送を実施し効率化をはかっている。流通業界で最も環境に取り組んできたのもコンビニで、単位面積・単位時間あたりのエネルギー消費を22.4%削減(90年度比)した。また16時間営業にした場合のCO2削減効果は国内全体の0.009%にしかならない。

深夜営業規制推進論)
CO2削減もさることながら、コンビニの24時間営業が深夜型ライフスタイルをすすめている影響が大きい。国全体で深夜型ライフスタイルを考え直すことが健康にもつながる。

コンビ二側反論)
それは逆、深夜型ライフスタイルが進んだ結果ニーズが生まれ深夜営業が始まった。京都市長としてライフスタイルを規制するなら、憲法上の自由の制限になる。訴訟に持ち込むつもりだ。

深夜営業規制推進論)
コンビニの深夜営業の結果、店舗が青少年のたまり場になっている。近隣の住民にとっては深刻な社会問題だ。

コンビニ側反論)
深夜の青少年に帰宅を促すことにしているが、現場に任せているのが現実だ。

電通リサーチが2008年6月末ネットによって、全国の20~69歳の男女1000人を対象に、深夜営業規制への賛成・反対の調査を実施しました。電通リサーチ調査データ報告書



これによると、高齢者が賛成し、コンビニ利用が多い若者(20~30代)と単身者が反対しています。
(至極当然の結果ですか‥‥

皆さんは深夜営業規制に賛成ですか、反対ですか?
確かに24時間あいているのは便利でしょう。
しかし私は規制に賛成です。
現在の「便利さの追及」は行き過ぎだと思っています。すこしぐらい不便なほうがよいよ~

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