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後退が進む氷河:アイスランド視察の旅(8)

2015年08月12日 | 地球温暖化・地球高温化
1年で10~15mも後退しているそうです。ここはヨーロッパ最大のヴァトナ氷河。

***
アイスランドにも地球温暖化の影響が現れているでしょうか?
その疑問を解決すべく、氷河を訪れることにしました。


ヘルシンキでレンタカーを3日間借りました。
日産QUASHQUAIで、マニュアル6速左ハンドル。あわわ‥、大変でしたが、ひとりでずっと運転しましたよ。
総走行距離は1000km!

行先はスカフタフェトルSkaftafell国立公園。
ここで氷河ツアーに参加しました。


まずは氷河末端の「氷堆石モレーン」帯を登ります。


氷河に出たところで、クランポン(アイゼン)を装着し、ピッケルを準備。

これらはツアー料金に含まれていました。
(登山靴は自前)

下部は傾斜も穏やか。


「温暖化の影響は深刻。毎年10~15mほど、氷河が後退しています」
ガイドのNeckさんが熱弁。とても素晴らしいガイドでした。


やがて傾斜が増し、懸垂氷河が現れてきました。




このような氷の塊の中を登って行きます。




スリル満点。


後半は、氷河湖へ行きボートで氷河へ向かいました。




毎年10~15mもの後退とは、温暖化が深刻であることを実感させられました。
このヴァトナ氷河に限らず、アイスランドでは温暖化による影響はそこかしこに現れています。

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