ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

自転車の乗りやすい町づくり

2008年07月26日 | 交通・交通システム
EU諸国は温暖化対策の一環として、車からのCO2排出量を減らすため、自転車道の乗りやすい町作りに邁進中という感じです。
そのひとつ、デンマークで見た風景を紹介しますね。

まず目に付くのが、自転車専用通行帯。カラー舗装され目立ちます。
ここは基本的には車も歩行者も通行できません。
明確に分けているので、交通事故が少ないそうです。
  

郵便配達だって自転車です。2月の寒さの中でも元気いっぱい!(^^♪


保育園に子どもを送っていくときも、乳母車付き自転車です。
男女平等の北欧、お父さんが大活躍!

しかも雪が降っても、自転車道は車道より優先的に除雪されることになっているらしいよ。徹底していますよね~

おや、コペンハーゲン駅のホームで自転車を引いている人です。

彼女はこの自転車マークのあるドアから自転車をヒョイと電車に乗せました。
電車(国鉄)には自転車を乗せて運ぶことができます。
そしてどこかの駅で降ろして再び自転車で走るのでしょう。
ちょっと遠くにいくときには、このシステムは大変便利でねぇ。
(うらやましいなぁ、日本のJRでもやってよ!)


駅には駐輪場も充実していました。もちろん無料です。
ホームの上に駐輪場が見えるのは、デンマーク第2の市、オーフス駅です。

デンマークでは会社への自転車通勤を推奨しています。
たとえば同じ距離を車と自転車で通勤する場合、自転車で頑張る人にはたくさんの通勤手当を出すことになっているんだって。
このような細かな社会システムが自転車を後押ししているのですね。

     ・・・・・

日本でも温暖化対策として、自転車を推進する声が上がってきています。
でもまずは、自転車が快適に乗れるインフラと社会の仕組みを整備してほしいなぁ。
みなさん、どう思われますか?


2 コメント

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自転車の町 (内灘のはは)
2008-07-27 20:41:56
先日の勉強会で久しぶりに会えるかと楽しみにしていたのですが、会議だったそうで残念です。repuさんの職場を訪ねたことのある熱心な職員さんも一緒だったのですよ。
で、そのとき皆さんからデンマークなどの自転車事情をいろいろ教えていただきました。このブログの写真でより具体的に理解できました。
自転車を取り巻く環境のなんという違いでしょう!
インフラと言えば、内灘町から金沢市への電車の後ろに自転車専用のトロッコみたいなものをつけて、引っ張っていくのはどうだろう、という面白い話がありました。
他にもいろいろ面白い話がありましたが、なかなか実現へのロードは凸凹みたい・・・
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内灘電車の可能性 (Repu)
2008-07-27 20:51:15
先日の会議、仕事のため欠席、すみません。
さて自転車専用トロッコのアイディア、面白いですね!
金沢から自転車持参で内灘まで電車でいって、内灘の中を自転車で回り、また金沢へ戻る。

以前、自分のブログの「富山ライトレール」でも紹介したのですが、富山市は岩瀬浜周辺を歩いて観光し電車で往復するルートをしっかりとつくりあげよい地図も作っています。
その自転車版「内灘サイクル観光」ができると面白いですね。期待してます!
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