ブナの中庭で

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COP15(1):開催地コペンハーゲンは自転車天国

2009年12月07日 | 交通・交通システム
2005年に環境の勉強にデンマークを訪問しました。
その時のショックは、今でもよ~く覚えています。

自然エネルギーが大活用(風力やバイオマス)していること、環境教育が充実していること(学校でも市民向けでも)‥‥。
そして路面電車と自転車が活躍し「車に頼らない町作り」をしていること。
その時撮影した写真を見ていただきながら、簡単なコメントをくわえてみます。

①「通勤は自転車で」

私が訪れたのは2月。北欧だけあって朝方は氷点下の寒さ。
でも自転車通勤が主流、なぜなら「通勤手当」は自転車だとたくさんもらえるシステム。

②「保育園の送迎は自転車で」

乳母車付きの自転車は自治体から貸し出しされるうえ、雪が降っても自転車通行ゾーンは優先的に除雪されるから、快走です。

③「電車にも楽々乗せられる」

電車には自転車持込OKで、車両内には専用の駐輪場もあります。
もちろん電車への持込は無料ですぞ?。ウラヤマシイ

④「郵便配達は自転車で」

氷点下の朝でもポストマンは自転車こいでいました。楽しそうだね!

⑤「自転車専用」

コペンハーゲンに限らず他の都市でも自転車専用レーンが整備されていて、走りやすさ120%!
自転車専用の信号、専用ゾーン、専用駐輪場‥‥。とにかく自転車が大切に扱われている結果、自転車人口はとっても多い。
一方の日本、いったい車道と歩道とどちらを走ったらよいのか‥‥。
全く自転車は冷遇が続いてきました。

    
2009年12月7日、コペンハーゲンで開幕したCOP15。
いろいろな政治的駆け引きはともかくとして、現時点で出来る限りの削減に各国が合意すれば、地球の未来も開けてくるでしょう。

「会議場にはなるべく自転車か電車で来てください」との事務局からのお願いも、出されているようです。

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