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八ヶ岳東面の火砕流堆積物

2012年12月27日 | 地質・地形・地球科学
八ヶ岳東面、美し森駐車場から赤岳沢出合小屋へ約2時間歩くと見えてくる岩崖。
角礫が累々と積み重なり、礫の間を埋めるのが火山灰やそれが変質した粘土。
非常に脆く崩壊や侵食が起こりやすいもの。



火砕流だけではなく、山体崩壊もおこしているとのことです。
参考:独立行政法人 防災科学技術研究所のサイト

同様の堆積物や堆積岩は南八ヶ岳一体で見られます。
八ヶ岳でのクライミング適期は、この堆積物が硬く凍りつく冬場に限られるということ!
ナルホド~ですね。


下を通るときも崩れてこないか、油断は禁物。冬季は大丈夫だけど‥‥。
(浅瀬さん撮影)

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