ブナの中庭で

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谷川岳一ノ倉沢烏帽子沢・衝立岩中央稜

2014年10月21日 | アルパインクライミング
2日連続の澄んだ秋空の下、谷川でクライミング。

***
前日の10月18日(土)は南稜を貸切で登って、大満足。
一ノ倉出合まで戻ってテント泊。満天の星でした。

そして翌19日(日)、早朝3時より周囲のテントは登攀準備を始めて賑やかです。
のんびりを決め込んでいた我々でしたが、5時半に出発。
再び一ノ倉沢を詰めヒョングリの滝の横をトラバースし、テールリッジを登ります。

(正面が本日の登攀ルート、中央稜)

広い取りつきから、まずノルベルト師匠が1P目をリード。グイグイ登って行きます。


通常の1P目を我々は2Pに切りました。その2P目は高度感イッパイ。


3P目はトラバースした後、凹角へ。


4P目、最初はちょっと勇気の必要なトラバース、ここはA0。そしてフェースへ。




5P目が核心5級-、フェース、チムニー、カンテと変化に富んだピッチ。リードさせてもらって楽しかったです。


6P目は易しいルンゼ、7P目3級+は快適なフェースでした。


この日、中央稜は我々の貸切。南稜には少なくとも4パーティが入っていました。(前日登った時は貸切だったのに)
我々のみということで、終了点からは北穂の方へは抜けず、同ルートを懸垂下降。
谷川のダイナミックな岩壁を見ながらの懸垂は、これまたダイナミックでした。

テールリッジと沢を下りテント出合いへ。
大満足のうちに2日間、秋空の谷川岳クライミングが終了しました。
あ~、楽しかった!

最後は湯檜曽温泉につかって終了。

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