ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

坂井賢一先生(千歳科学技術大学)のお話しを聞く

2016年11月11日 | サイエンス
蛍光発光は美しい~。キレイだけでなく多方面に活用されています。

***
仕事で本日は、坂井先生のお話しを伺いました。
先生は蛍光発光の研究一筋の方。


蛍光発光は2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩(おさむ)氏の研究で有名になりました。


本日の坂井先生のお話しは、基礎からで分かり易いものでした。
実験でも蛍光発光を作ってみました。


現在では、様々なところで応用されています。
例えば、がん細胞だけを光らせることが可能となり、外科医ががん細胞の切除手術をする際に、がん細胞の「取り残しがないかチェックできる」とのことです。
がん細胞の取り残しが無くなるということは、治癒率の劇的な向上につながりました。
本当に素晴らしいです

科学技術の最先端のお話しを聞くことができて、大満足でした。
坂井先生、ありがとうございました。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
癌細胞にラベル。 (Pearsword)
2016-11-15 20:53:35
 すごいですね、癌細胞を蛍光発光させることが出来るのですか!! この分なら、遺伝子のラベリングとかも、現在は放射性同位体をしようせずに、蛍光発光などでより安全に出来るようになっているかもしれませんね。
 ちなみに、僕が院生時代の25~26年前は、蛍を発光させる酵素ルシフェラーゼを利用したラベリング技術が商品化されていて、雑誌の広告などに出ていましたが、コストの面からのためか、一度も使ったことがありませんでした。
返信する
Pearswordさんへ (Repu)
2016-11-17 21:41:19
Pearswordさんは最先端の実験に関わっていたんですね、スゴイな~
放射性同位体の使用はリスク大きいので、違った方法でのラベリングは、応用範囲が広くて期待値が大きそうです。
コメントありがとう!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。