エルブルースがあるCaucasus山脈は、Wikipediaによると、(以下引用)
→コーカサス(英語: Caucasus)、カフカース(カフカス、ロシア語: Кавказ (Kavkaz)、アゼルバイジャン語: Qafqaz)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる面積約44万km2の地域である。
コーカサス山脈を南北の境界として北コーカサスと南コーカサス(ザカフカジエ、ザカフカース、トランスカフカス、外カフカース)に分かれ、北コーカサスはロシア連邦領の北カフカース連邦管区に属する諸共和国となっており、南コーカサスは旧ソ連から独立した3共和国からなる。
全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしており、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われる。
(引用ここまで)
つまり民族的にも文化的にも、そして政治的にも複雑な地域です。
エルブルースに登る前の高度順応で登ったチェゲト山。
ロシア・グルジア国境に近く、双眼鏡では国境警備の兵士や戦車を見ることができました。
第二次世界対戦では激戦区であったとのことで、今も当時の弾丸や武器破片を見つけることが容易です。
歴史に翻弄されてきた地域、ということ。
Caucasus山脈は魅力的な山域ですが、エルブルース山以外の入山許可を取るのは極めて難しいです。
エルブルース入山許可はエージェントを通せば問題ありませんが、個人での入山は許可申請がややこしそう。少なくともロシア語ができなければ難しいです。
そして入山者は厳密に管理されています。
私も下山した翌日は地元の登山管理事務所に出向き、下山報告をしました。
(自分の登山名簿を確認)
昨年はチェチェン情勢が悪化したため、エルブルース登山は一般ルートである南面ルートが閉鎖されました。
(条件厳しい北面ルートから一部の登山者は登頂しました)
幸いに今年は南面ルートが再解放されたため、私も登山することができました。
常に政治バランスに翻弄されるCaucasus山脈。
エルブルースに登ろうと計画しているみなさん、治安が安定していること、これがまずは必要な登頂の第一条件です。
→コーカサス(英語: Caucasus)、カフカース(カフカス、ロシア語: Кавказ (Kavkaz)、アゼルバイジャン語: Qafqaz)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる面積約44万km2の地域である。
コーカサス山脈を南北の境界として北コーカサスと南コーカサス(ザカフカジエ、ザカフカース、トランスカフカス、外カフカース)に分かれ、北コーカサスはロシア連邦領の北カフカース連邦管区に属する諸共和国となっており、南コーカサスは旧ソ連から独立した3共和国からなる。
全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしており、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われる。
(引用ここまで)
つまり民族的にも文化的にも、そして政治的にも複雑な地域です。
エルブルースに登る前の高度順応で登ったチェゲト山。
ロシア・グルジア国境に近く、双眼鏡では国境警備の兵士や戦車を見ることができました。
第二次世界対戦では激戦区であったとのことで、今も当時の弾丸や武器破片を見つけることが容易です。
歴史に翻弄されてきた地域、ということ。
Caucasus山脈は魅力的な山域ですが、エルブルース山以外の入山許可を取るのは極めて難しいです。
エルブルース入山許可はエージェントを通せば問題ありませんが、個人での入山は許可申請がややこしそう。少なくともロシア語ができなければ難しいです。
そして入山者は厳密に管理されています。
私も下山した翌日は地元の登山管理事務所に出向き、下山報告をしました。
(自分の登山名簿を確認)
昨年はチェチェン情勢が悪化したため、エルブルース登山は一般ルートである南面ルートが閉鎖されました。
(条件厳しい北面ルートから一部の登山者は登頂しました)
幸いに今年は南面ルートが再解放されたため、私も登山することができました。
常に政治バランスに翻弄されるCaucasus山脈。
エルブルースに登ろうと計画しているみなさん、治安が安定していること、これがまずは必要な登頂の第一条件です。