
旭硝子財団は、「地球環境の悪化に伴って回答者が人類存続に対して抱く危機感を、時計の針で表示する『環境危機時計』を独自に設定し、毎年危機感の認識調査をしています。
同社HPによると、平成4年より毎年、世界の環境有識者を対象にアンケート調査を実施。
今回は世界88カ国、1101名からの回答をもとに、集計・発表されました。
「環境危機時計」の集計結果のうち、地域別の平均値は以下の通りです。
・日本 9時14分(+28分;去年より28分進んだ)
・北米 9時54分(+19分)
・西欧 9時55分(+27分)
・アジア 9時03分(+12分)
・中南米 10時00分(+42分)
・アフリカ 10時04分(+55分)
・オセアニア 10時14分(+8分)
・東欧・旧ソ連 9時12分(1分戻した)
・中東 9時38分(46分戻した)
これによると、オセアニア地域で環境危機感が最も高く、アフリカ、中南米と続いています。
また最も危機感が増した(時計が進んだ)のはアフリカ、逆に回復したのは中東地域でした。
世界平均値の経年変化、去年は9時01分、今年は9時23分と22分進んでしまいました。

危機時刻の記入にあたり、回答者がどの項目を念頭に置いたか尋ねたところ、「気候変動」が最大多数を占め、次いで「水資源」、「環境汚染」、「生物多様性」、「人口」と続きました。
また地球環境問題へ取り組むうえでの最大の障害は、「経済利益の追求」が全回答者の82%と最多数を占めました。
さらに福島原発事故以降、回答者国の原子力発電に対する市民意識を尋ねたところ、「原発に反対する市民が多くなった」という回答が全体の67%を占めました。ちなみに日本では97%でした。
原子力政策についても、32%の回答者が「原子力政策を見直すべき」と答えています。
このアンケート調査結果についてはこちらのサイトから見ることができます。
なかなか興味深い結果です。

今回は世界88カ国、1101名からの回答をもとに、集計・発表されました。

・日本 9時14分(+28分;去年より28分進んだ)
・北米 9時54分(+19分)
・西欧 9時55分(+27分)
・アジア 9時03分(+12分)
・中南米 10時00分(+42分)
・アフリカ 10時04分(+55分)
・オセアニア 10時14分(+8分)
・東欧・旧ソ連 9時12分(1分戻した)
・中東 9時38分(46分戻した)
これによると、オセアニア地域で環境危機感が最も高く、アフリカ、中南米と続いています。
また最も危機感が増した(時計が進んだ)のはアフリカ、逆に回復したのは中東地域でした。






このアンケート調査結果についてはこちらのサイトから見ることができます。
なかなか興味深い結果です。
いつも示唆に富んだコメント、ありがとうございます!
各地域でのエネルギー、食糧、人口、社会情勢などより環境がどのように影響を受けているかについては、なかなか他地域の者にはわかりにくいです。他地域の環境状況を知るひとつの手段、と私は捉えています。
10分刻みに考えるなら、有効数字も10分刻みだというのは、私の素人意見ですが。
しかし、われわれ一般人に、環境やエネルギーをどうすべきか、考えさせるきっかけにはなるようにおもいます。