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冬季五輪は持続可能か

2022年01月28日 | 地球温暖化・地球高温化
2080年代、開催可能な都市は札幌のみとは!

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温暖化が進み、世界各地で降雪量が大幅に減少しているため、開催可能と市は減り続けています。

カナダ・ウォータールー大学の研究結果を紹介した記事(朝日新聞、2022年1月23日)によると、
温室効果ガスを大幅に減らさない限り、2080年代に冬季五輪が開催できるか否かは次のとおり。
(調査対象は過去に開催経験がある都市および北京)

開催可能:札幌(日)
状況による:アルベールビル(仏)、リレハンメル(ノルウェー)、オスロ(ノルウェー)、北京(中)、ソルトレークシティー(米)、レークプラシッド(米)
開催困難:シャモニー(仏)、アルベールビル(仏)、グルノーブル(仏)、トリノ(伊)、コルティナダンペッツォ(伊)、サンモリッツ(スイス)、インスブルック(オーストリア)、ガルミッシュ(独)、サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)、ソチ(露)、平昌(韓)、長野(日)、バンクーバー(カナダ)、カルガリー(カナダ)、スコーバレー(カナダ)

開催可能が札幌のみとは、驚きです。

長野五輪の時、里谷多英選手が金メダルを獲得したフリースタイルの会場は飯綱高原スキー場。
しかし雪の量が減り、とうとう閉鎖になってしまったそうです。

温室効果ガスを大幅に削減しない限り冬季五輪は持続できない。
考えさせられる記事でした。

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