ブナの中庭で

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報恩講のおとき

2009年11月09日 | おいしいもの


浄土真宗のお寺で毎年秋に行なわれる報恩講(ほうおんこう)。
お寺にとっては一年で最も大切な日です。

門徒宗がお参りに集い、そこで出されるお料理が「お斎(とき)」



写真でご飯から時計回りに
 ・ご飯
 ・金時豆の煮物
 ・きゅうりと油揚げのあえもの
 ・沢庵漬け大根の煮物(水で戻し醤油味で炊いたもの)
 ・漬物(大根、なす、きゅうりなど)
 ・ぜんまいの煮物(ぜんまい、油揚げ、人参)
 ・なます(大根ときゅうりの甘酢あえ)
 ・小豆汁(小豆、豆腐)
 ・がんもどき(おとき専用の大きなもの):写真中央

以上が輪島塗のお椀に盛り付けられ供されます。


1時間近く続くお説教を熱心に聴くみなさん、信心深い方々。

この報恩講が終わると、いよいよ北陸に冬がやってきます。

2 コメント

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報恩講 (さとりん)
2009-11-10 19:44:54
報恩講のお料理というのが、一度、見てみたかったのですが……なるほど、なるほど。

他の御椀のものの味の想像はつくのですが、小豆汁だけは未知の世界です(笑)

中央の三井寺だっけ?
がんもどきも、もしかしたら私のあまり知らない味なのかもしれないな~という気はする。

伝統的な食を守っていくことは、大変なことでしょうが、ぜひ北陸の?食文化を長く伝えてほしいです。
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お斎 (Repu)
2009-11-10 23:06:07
お斎も時代と共に少しずつ変化しているのは確か。例えばキュウリ、今なら11月でも手に入るけど30年昔なら‥?白米を戦中戦後に食べられたのかな‥? 等です。でも大部分は伝統の味。
そして地方によって随分お料理も違うようです。さとりんさんの地元ではどんなのかな~?

さて、小豆汁は来年のお楽しみということにしましょうネ





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