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国内初の氷河と認定

2012年04月05日 | 地質・地形・地球科学
共同通信発表の記事より紹介します。

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北アルプス・立山連峰にある氷塊が国内初の氷河であるという論文が、5月に発行される日本雪氷学会(東京都)の学会誌に掲載されることが4日分かった。氷塊が国内で初確認された氷河だと学会のお墨付きを得た。

立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)が昨秋、衛星利用測位システム(GPS)を使って、立山にある三つの氷塊がゆっくりと動いていることを確認。年間を通じて移動する「氷河」である可能性が高いという調査結果を論文にまとめ、学会に提出していた。

その後、専門家2人により、論文の信ぴょう性が認められ、学会誌「雪氷」に掲載されることが決まった。
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同じく立山北西斜面にある山崎カールは「かつて日本にも氷河があった証拠」とされ、国の天然記念物に指定されています。
でも今回は本物の氷河なのですね!

(2010年7月撮影)
そういえば剱岳八ツ峰に行ったとき、Norbertさんは「日本にもミニ氷河がある!」と喜んでいました。
(でもこれは氷河と認定されなかったようですが‥)

(冒頭写真:立山カルデラ砂防博物館提供)



6 コメント

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morimikiさんへ (Repu)
2012-04-06 20:19:00
富山大学の雪氷学講座はとても有名です。立山には観測所ももっていて、長年継続して研究していますね。
morimikiさんが見た計測が今回の発見につながるもののひとつと思います。地道な研究に光が当たるって、大切なことですよね。
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Nektonさんへ (Repu)
2012-04-06 20:16:38
日本雪氷学会、そんなに驚きですか?
では日本沙漠学会はいかが?沙漠のない日本にこのような学会があります。(私も少し前まで会員でしたが‥‥。)
海岸工学、頑張ってください!
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ミキコさんへ (Repu)
2012-04-06 20:14:46
南限なのですか、ナルホド。日本は緯度の割には降雪量が多いからでしょうね。
面白いですね~
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雪氷学会 (morimiki)
2012-04-06 09:21:32
富山大学の理学部地球科学科には雪氷学(?)の研究室があります。たしか、研究室の学生は防寒着を着て大きな冷凍庫に入ったりして研究してたんじゃなかったかな。うん十年まえの話ですが。
私の友人にも雪氷の勉強していた人がいます。
また、去年、立山で雪渓(氷河かな?)に穴をほってなにやら計測している人を見ました。彼らの仕事が認められたのでしょう。うれしかっただろうなあ。なぜか、私もうれしいです。
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雪氷学会 ですね。 (Nekton)
2012-04-05 21:51:42
氷河の南限を大きく超えた認定の可能性にも驚きましたが。日本雪氷学会の存在にも驚きました。
学問の探求精神は、やはり少数のマニアにより受け継がれるのですね。
海岸工学も同じか。
これからもがんばります。
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極東アジアの南限 (ミキコ)
2012-04-05 21:17:54
今日の4月5日、中日新聞に載ってました。これまで極東アジアの氷河の南限がロシア・カムチャッカ半島とされていた…ということは国内初の氷河であり、極東アジアの南限と認定されるということでしょうか。すごく興味深いです。
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