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市民・地域共同発電所全国フォーラム2014 in 金沢:報告編(2)

2014年10月31日 | 市民風車・市民発電所
4分科会に分かれて活発な議論。その後、全大会で再生可能エネルギー導入促進に向けてのアピールを採択しました。

***
2日目の10月25日(土)、9:00~11:00は4つの分科会。

第1分科会:太陽光地域共同発電所のつくり方
第2分科会:市民・地域共同による木質バイオマス利用の事業化
第3分科会:地産地消の電力小売供給
第4分科会:市民・NPO・事業者・自治体・大学等の協働で進める再エネ普及

私は第2分科会に参加。

最初のスピーカーは菅野明芳氏(森のエネルギー研究所)による「木質バイオマス発電の全国状況と市民共同ですすめる上での課題と可能性」。
バイオマスは発電より熱利用の方が遥かに効率が良い、と数値を紹介しての講演。
説得力がありました。

また成功例としてオーストリアの取り組みも紹介されました。


2番目は、「木質バイオマス発電の事例と熱利用の市民共同」というタイトルで、NPO地域再生機構の森大顕氏。

鳥取県智頭町、岐阜県川辺町、ドイツ・レッテンバッハ村、岩手県紫波町など、成功事例が次々と紹介されました。

3番目に登場されたのは、日本ペレットストーブネットワークの兄後智明氏。
ペレットストーブ製作会社の社長さんです。

どこの分科会も充実したスピーカーとコーディネーター。
私は分身の術を使って、全部の分科会に参加したかったです。

11:15からは全大会で、分科会4つの報告を全員で共有しあいました。


そしてアピール採択。アピール文を読み上げているのは京都大学大学院の学生さんです。


最後の閉会挨拶は、山野金沢市長でした。


ごごからは、希望者による現地視察。金沢コース、能登コースに分かれ、大好評だったようです。
(私は土曜日午後は仕事だったため、不参加‥。残念~)

こうして2日間にわたるフォーラムは充実のうちに終了しました。
熱いハートをもったみなさま、全国から300人を超えての参加でした。
本当にありがとうございました!
主催者の端くれの一人として、お礼申し上げます。

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